三等三角点大仙寺

三等三角点大仙寺 367.9m 八百津町 2024年1月17日(水) 五万図「金山」

黒瀬から久田見を通る道が黒瀬街道。細目の北側から久田見への道は瓶割坂。その間、細目の南側から久田見への道が、地理院地図には大仙寺から破線で描かれている。これを見に行こう。
(これ等の道、また油皆洞からの道は全て「小洞辻」付近で合流する。)

コース地図《時間》

P 09:25
  ↓
八百津町図根点 10:15
  ↓
三角点大仙寺
  10:45〜10:55
  ↓
林道出合 11:10
  ↓
(激ヤブ15分)
  ↓
林道終点 11:25
  ↓
P 12:05

《大仙寺》

今日歩く予定のコースの大半は大仙寺の寺領だったかもしれない。兎に角、駐車場を使わしてもらうのでご挨拶に伺った。そして、最上段の駐車場に車を置いた。
墓地からの展望
墓地からの展望

《八百津町図根点へ》
泥が堆積したため池の奥で踏み跡を探すがヤブの中に石積みがあるのみ。ようやく見つけた歩けそうな個所は沢だった。
ため池 沢
ため池

地形図を見ると破線は沢にあるように見え、これをつめた。沢が開け、右手に尾根があり、登ってみると畑跡だろうかまた石積みがある。しかし上にも下にも踏み跡は皆無。
沢 畑跡
畑跡

横歩きで地形図に合致するような踏み跡を探すがない。ただ黄色のプラ杭があり、これを追いかけ登ったがなくなり、帰りの為に紙テープを付けた。コブのテッペンには「八百津町地籍図根三角点」のコンクリート標があった。
(ココに付けた紙テープは未回収になってしまった。)
プラ杭 八百津町図根点
プラ杭 八百津町図根点

《三角点大仙寺へ》
図根点でコンパスをセットして斜面を下ると尾根になり、今日初めての踏み跡が出て来た。北側の林道を状況を見ようと斜面を下りてみたが法面は高かった。
そして、県道83号線のカーブが見通せ、少し先には丸山発電所が見えるように雑木が伐ってあった。
県道83号線 丸山発電所
県道83号線のカーブ 丸山発電所


コブを登りきると半月ぶりの三角点大仙寺。
三等三角点大仙寺
三等三角点大仙寺
《廃林道》
ここからの予定は林道を通り、尾根を下り、2023/12/26の駐車場所まで行って、あの日のリベンジをすること。その為にはまず林道に下りられる個所を探すこと。

雨水に削られた所を見付け法面を下り、林道に下りた。所が松に桧に杉が自生したヤブ。ここだけだろうと進むが激ヤブは続いた。
クマザサのヤブは弾力で押し戻され、先日の田んぼ跡のヤブはツルが邪魔をした。ここは素直でまだましか。 アレ、ヌタバがあるのに獣道がない。
廃林道 廃林道
廃林道↑↓ 廃林道↑↓
廃林道 廃林道

《北尾根》
ようやく林道の終点らしき所まで行きついた。横歩きで尾根を目指し、尾根らしい所を下るが予想に反して踏み跡はない、ただのヤブ。この時点で、登り返して往路を下ることをあきらめた。
しばらく下ると左手に尾根が見え、尾根を外したと思いその尾根まで行き下った。そして、墓地が見え、下りた位置は県道から100m位離れていた。
墓地 集落出合
墓地が見えた 集落出合

《大船神社から大仙寺》
細目地内の県道東側の町道を通り、大船神社に詣で、大船神社と大仙寺を繋ぐ古道を通って車に戻った。

《後記》
地理院地図の破線の道はなかった。八百津町図根点東60m先からの尾根に踏み跡があったのみ。
林道は放置されてから3・40年は経ってそうだ。


美濃一人山名録2024>三角点大仙寺