納古山南西尾根越え

納古山南西尾根越え 川辺町上川辺 2021年4月7日(水) 地形図「金山」

《今日の目的》

納古口の林道から入山して、2019/11/29江の川周回(遠見山)コースの北端まで行き、川浦川と飛騨川をつなげたい。また、2012/4/15に見付けた納古山南西尾根南面の道跡を確認したい。

《時間》
納古山南西尾根越えの地図

駐車場所 09:35
  ↓
南西尾根出合 10:20
  ↓
分水点 10:55
  ↓
(休憩10分)
  ↓
(町界標Eから道跡へ10分)
  ↓
33番鉄塔 12:00
  ↓
駐車場所 12:35

《林道駐車場所》

林道に入ると木材満載のトラックと出会ったがどうにかすれ違えた。橋を渡ると南西尾根末端の田んぼの跡に獣害防止のフェンスが新設されていて、入口がない様に見えた。このルートも入山規制か。

地道の林道を走る。田んぼ跡手前の空き地には豊田ナンバーの車があり、林道入口の駐車予定地には先客がいた。仕方なく100m程奥の土捨て場の空き地に車を置いた。


《巡視路から道へ》

林道終点から巡視路に入るとクモの巣がある。先導者が最低2名いるはずなのに不思議な感じ。今年の2月10日に間違って下った尾根を左手に見、そしてその尾根に出合った。
合流地点から下にははっきりした踏み跡があり、「こりゃ間違うわ」。

枝を折って、帰路迷わない事を願った。登って行くと1人の女の方と出会った。こんな所で、こんな時間に、しかも下り。これはかなりの強者と見た。聞くと僕の駐車予定地の車の方だった。

納古山を右回りだという。では豊田ナンバーの方も右回りか。道理でクモの巣がある訳だ。その方はYAMAP/MK1218さんだと。(帰宅後、覗いてみるとさもありなん。)
最近の山歩きはマイナー過ぎて検索もしない。それでWeb情報には疎くなっているようだ。

巡視路の道跡を辿ると32・33番への標示板の所ではなく、対面に下る道がある場所に出た。
という訳で、ここにポツンと33番への標示板があるのだ。

林道終点 尾根出合
林道終点 尾根出合

下って行くと斜面の終わり、鞍部の手前に町界標Eがあり、「日本標 直線〇」とある。尾根にあるのは「分水嶺」、南天の滝は「里道」。この里道は何所までが里道なのか??

そして江の川周回の北端の地点に着き、即引き返して、一番迷い易い場所でお昼にした。

町界標E 分水点
町界標E 分水点

《道跡の確認》

町界標Eまで戻り、地形図に雨裂記号がある谷を渡る。対岸に道が続いているが、倒木が多く荒れていた。

道があることを確認して、満足してしまった。
南西尾根の南面横切る道跡
南西尾根の南面を横切る道跡

《33番まで行き、下山》

尾根に乗るとすぐの町界標Dがあり、そこから右山になる。広い道は突然終わり、尾根に向かって登り、尾根で左折して33番鉄塔。

鉄塔からの下りで、尾根を離れる個所は難しい。そして32番への標示板からの下りも難しい。支尾根から巡視路に乗り換える個所は枝を折ってなければ、又迷っただろう。


《何の道》

右図黒線は馬が通れるほどの道と確認できた。
さて、何の道。尾根道は両端の黒丸で終わっているので、何所かに抜ける道ではない。となれば草刈りの道だろうか。

また、何所の集落から登って来ているのか。2012/4、日後谷の奥から登った時、道はなくヤブを登り道に出合った。

となれば、水無瀬川側から道があるのだろうか。でも、上川辺中組の人達がこれほど奥まで草刈りに行っただろうか。

アーァ、また宿題ができた。


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