遠見山

四等三角点本郷から見る遠見山
川辺町下吉田四等三角点本郷から見る遠見山


遠見山 270mくらい 川辺町下麻生 2019年11月29日(金) 地形図「金山


《遠見山について》

今年の初め、国道41号下麻生で通りすがりに「○○登山○○」と書いた看板を見た。次に通った時は見落とさずに確認しようとしたが、後の車にせかされてはっきり見えなかったが「浅見山登山口」と読んだ。
帰宅後、ネットで調べても出てこない。

後日、「山のらくがき帳」GG−さんのページ(2019/10/9)で遠見山と知った。調べると一杯出てくる。また、新設の道が出来る前に「みのかもから山登り」さんは江の川から巡視路に登り、一回りされてみえる(2018/12/5)。今回、これを参考にして歩いてみよう。


《川辺町北部公民館》

こんないい駐車場所があったとは知らなかった。一番奥に車を置くが、「本館利用者以外駐車禁止」になっている。一応、受付に断ろうと玄関に行ったが、カギが掛かっている。掲示されている公民館のカレンダーを見ると今日の午前中は休館とあり、帰りに声を掛けることにして無断駐車を決めた。

遠見山の地図
《時間》

北部公民館 09:10
  ↓
65番鉄塔 10:05
  ↓
66番鉄塔
 10:35〜10:50
  ↓
秋葉神社 11:05
  ↓
北部公民館 11:45
 


《66番鉄塔まで》

国道を渡り、フェンスをずらして江の川を渡る。高山線を渡り、えん堤の手前から石の階段を登り八幡神社跡に着いた。神さまは里に下ろして、残っているのは基壇のみ。それと対岸中腹の岩山まで小規模な索道が伸びている。何だろう。

八幡神社跡 索道
八幡神社跡 索道

さて、ここで考えた。せっかく川から40mも登って来たのに川まで下りたくはないし、「周回」と云うなら分水尾根を行きたい。結論は尾根まで直登とした。

神社跡から鞍部に下ると小牧谷側に踏み跡があった。100mH程灌木を分けて登ると尾根はコシダが密生。小牧谷側で植林が始まると多少歩きやすくなり、やがて中電の標示板があり、瀬戸川辺線65番鉄塔に着いた。

灌木のヤブ 64番への巡視路
灌木のヤブ 64番への巡視路

65番からの巡視路は高速道路並。本日の最高点323mを通過して、小牧谷と日後谷と江の川の分水点には中電の標示板があった。
この前後からは自然林になった。照葉樹が多いと思ったら、落葉樹はほぼ葉っぱを落としていた。そして、66番に着き、休憩とした。

分水点 巡視路
分水点(No95て何だろう) 巡視路


《遠見山(下麻生城址)》

66番からの尾根道は予想外にハード。シダが道をふさぎ、倒木が巻き道の路肩を削っている。堀切跡?を通過して急斜面を登ると朽ちた拝殿?があり、遠見山の最高点には秋葉さまが祀られている。

登山道の合流点から見晴らし岩へ行くと展望が開けるが、特定出来る山は権現山2座くらいで少々寂しい。
下吉田常善寺
権現山 下吉田常善寺

《下山》

新設の階段を下るがこれは今の僕には殺人(膝)的。2本のストックを同時につき、左ヒザをかばうが半歩ずつ出すのが精一杯。
公民館に着くと、まだ閉館時間。挨拶は出来ず、そのまま公民館を後にした。


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