納古山 川辺町 2012年4月15日 結果は敗退
【時間】 上麻生駅 09:15 ‖ 下麻生駅 09:20 ‖ 廃屋 09:55 ‖ 荒れた道出合 10:15 ‖ 境界標石 10:35 ‖ 廃屋 11:15 ‖ 点名阿夫志奈 周辺 11:40〜12:30 ‖ 下麻生駅 12:55 ‖ 上麻生駅 14:15 |
《予定》
上麻生駅から高山線で下麻生駅に行き、駅の北にある破線路から納古山の南西尾根に乗り納古山。木和谷を下山し上麻生駅に戻るコースを予定した。
しかし、下見をしようと思いつつこの破線路は入口まで、水無瀬川沿いも集落の端までしか入っていない。でも、何とかなるだろうと行ってみることにした。(が、そう簡単にはいきません。)
《自宅〜上麻生駅〜下麻生駅》
まず、下麻生駅付近を探し、破線路の谷名を日後谷と確認後、上麻生に向かう。
上麻生の踏み切り付近で10人くらいが納古山登山道に向かっていた。駅に着くと、ここにも10人くらいのグループが出発するところだった。
無料駐車場で満開のサクラを見ながら用意をするが電車の時間までまだ30分もある。そして、乗車して5分、下麻生駅に着いた。(たったの5分、歩くと6km弱1時間20分、ため息。)
《日後谷林道》
線路沿いを歩くと、道なりで日後谷林道のゲートがある。岩山を見ながら奥へ行くと高い所に祠がある。橋を渡ると境界標石があり、お不動さまが居られた。この境界標石は上川辺と下麻生の境界で大正8年と記してあった。
境界標石 | お不動さま |
お不動さまの祠の奥は滝のようだが覗いても見えない。先に進むと岩をくりぬいたトンネルがあり、滝の上に出た。何時しか舗装は途切れ、養魚場だったのか廃屋があり、この辺りから路面はぬかるんでいる。
トンネル | 廃屋 |
林道から作業道、そして杣道、ついに踏み跡すらなくなった。現在位置は不明。谷が3分岐(?)する辺りから右寄りの尾根を登るとすぐにトラバースする荒れた道に出くわした。とりあえず左折。
西方向の視界が開ける所まで来たが引き返してしまった。ここから高みを目指せば良かったようだ。引き返す途中でヤブ尾根に取付いたが諦めた。道との出合地点を過ぎて、更に進むと鞍部になり、石柱があった。お不動さまの所にあったのと同じ境界標石だ。
ここでトラバースする道は終わる。北に登っては見るがダメ。南のピークに登ると展望があり納古山南西尾根上の鉄塔が見えた。これで、現在位置は大体分かる。東に進み、小牧谷に向かったが踏み跡が消えた。仕方なくピークから尾根を南へ下ると日後谷の道に出合った。
ここから戻り、廃屋の所から中電の巡視路で○○自然公園に行くことにした。
(既に閉園になっているので、検索に掛からないように○○とする。)
《点名阿夫志奈周辺》
谷沿いを登り、尾根に出合うと標示板はなく、そこから先には例の階段も無くなった。急な登りを我慢すると尾根に出合い、右折すると園の外れのガケの上に出た。
どうにかこうにか園内に下り、今日は晴れているから良いが、天気が悪ければ気持ち悪そうな廃墟の建物の階段を上り、上の階から広場に出た。真ん中に岩のオブジェ、売店、管理棟、大きなケージは温室だったようだ。
三角点はこのオブジェのテッペンかと思ったが、地形図を確認するともう少し西の方だ。池の横を通り、4頭のダンボの前を通って岩山に登ると点名阿夫志奈(あぶしな)があり、この岩山でお昼にした。展望は思いっきり良い。
点名阿夫志奈 | 点名川浦・御殿山・平木山 | |
納古山 | 室兼高屋、イバラダワの後に御岳 |
《下麻生に下山、そして上麻生駅へ》
来た道を戻ろうと思ったが、誰もいないだろうと車道を下った。ゲートの脇をすり抜け、工場の敷地のような町道を通り、下麻生駅の前に来た。
珍しい電車が停まってる。と、動き出した。あれ、左に向いてる。しまった、上麻生行きだ。
高山線で戻るという発想が全く無かった訳ではない。家を出る前には、念の為に下りの時間も調べていたのに・・・・・。もう遅い。
最も嫌いな車道歩き。しかも幹線国道。林道歩きの倍くらい疲れて上麻生駅に着いた。