三等三角点大仙寺 367.9m 八百津町 2024年1月1日(月) 五万図「美濃加茂」 2023/12/26の瓶割坂の続き 今回は瓶割坂と県道83号線の交点をスタートして旧道を行く。389mの尾根と県道の間に旧道が有るはずなので、ついでに三角点大仙寺も見に行こう。そして、創造の森跡のコブを巻かずに直進すると思われる旧道部分を探そう。 |
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《時間》 P 08:45 ↓ 三角点大仙寺 09:20 ↓ 創造の森跡 10:05 ↓ 県道出合 10:40〜10:50 ↓ (林道を通って) ↓ P 11:40 |
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《Pから三角点大仙寺》 林道入口の広場に車を置き、瓶割坂の続きに入った。所がすぐにガードレールが見え、上ると県道だった。予想外の展開。 諦めてササ原を登り、丸山幹線7番鉄塔に続く林道に向い、鞍部から林道に下りた。 |
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県道出合 | ササ原 |
林道は綺麗で、正月飾りの松を採った痕があった。そして7番。辺りに8番への巡視路標示板を探すとあったが、向きは県道を指している。ここから県道に下ってもフェンスと擁壁で絶対に県道には下りられない。これは県道として整備される以前の町道時代のものだろう。 |
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大船権現山 | 標示板 |
林道を南へ。尾根に乗りたいが背の高いシダで塞がっている。気持ち悪いのを我慢して尾根へ、そして三角点大仙寺。 | |
三等三角点大仙寺 | |
《創造の森公園跡周辺》 写真を撮り三角点を一回りしたら来た方向が分からなくなった。こっちかと思い進むと見覚えのある個所がない。東へ下っていて、引き返した。 林道を北上し、県道に出合い、次のカーブの所からヤブに入った。 |
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チェーン先に県道 | ここから入山 |
道跡はないが棚田が続いている。田んぼを左下に見て右山で進むと最上段にため池の跡があり、その先で道幅が広くった。これが旧道なのか? |
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ため池跡 | 旧道跡? |
何かの小屋があり、左に道が分岐、それを過ぎると県道が見える位置で創造の森に繋がる道に出合い、県道に出て入口の写真を撮った。 ストリートビューで見ると2012年には既に閉園になっている。 |
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看板 | 創造の森公園入口 |
創造の森公園の看板(2012/4) | 創造の森公園入口(2012/4) |
公園跡の道を登ると「創造の森」の看板のある5m角くらいのログハウスがあった。小規模ながら箱物を作っては維持できない典型的な例だ。 |
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ログハウス | ログハウス |
県道に向かって下ると小屋ヶ根峠付近の新丸山ダム原石山関連道路の大擁壁が見えた。黒瀬街道散策の折、この擁壁のテッペンでおにぎりを食べたが、今は進入禁止だろうか。 新しい原石山の開削がされるようなので、この辺りの黒瀬街道は江戸時代の旧道も明治期の道もなくなってしまうのだろう。 |
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《県道83号線旧道(瓶割坂の続き)》 旧道の確認もここまで。 県道の北側の林道に出ようと引き返し、分岐した道に入った。道はすぐに終わったが右手の先に道跡があった。エッ! 振り返ると沢があり、道跡に見える。 これが旧道か。行ける所まで行ってみよう。 |
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左山の道跡 | |
道跡は左山で続いていた。 5分くらい進むと竹藪で通せん坊。迂回しようと左手の斜面に取り付いた。 | |
竹藪 | |
迂回は上手く行き、今度は右山になった。そして一ヶ所展望が開け電波塔が見える。七宗の水晶山か、否、砥山だ。一等三角点なのに風格の無い凡庸な山。 |
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右山の道跡 | 砥山(一等久田見山) |
更に道は続き、下に県道が見え、そして落石防止柵で行き止まった。少し戻って県道に下りるとストリートビューで見覚えのある所。結構遠くまで来た。 反対側の路側帯の縁石に座ってお昼にした。 |
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落石防止柵 | 県道出合 |
《林道で戻る》 戻りは県道か、林道か。林道入口は近そうなので林道に決めた。 入口はカーブの先にあった。わだちはあるが萱がボウボウの所も。のんびり歩いて車に戻った。 |
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林道入口 | 林道 |
《後記》 県道から入った所の道跡も前回の8番鉄塔付近と同様に田んぼになっていた。それで国土地理院HPの旧版地図(解像度は低い)で調べると、昭和23年発行の地形図には旧道のルートが見えるが、昭和26年発行の地形図には新道と旧道が描かれている。と云う事は昭和26年以降に旧道が払い下げられ田んぼになったようだ。 |
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