上川辺散歩

川辺町上川辺散歩(美濃加茂市三和町川浦中切〜川辺町上川辺中組の峠道) 

2020年11月11日(水) 地形図「金山」

古い地形図 数値地図
5万図「金山」 明治44年測量 大正元年発行
数値地図25000(地図画像)「飯田」
平成15年4月発行

左の地形図では破線(小径)が右の地形図では実線(幅員1.5〜3mm)に改訂されている。しかし、三等三角点上川辺に行った時の林道の状況からみて、平成15年に実線の道だったとは到底思えない。取りあえず見に行こう。

《時間》

P 09:40
  ↓
尾根 10:50
  ↓
P 11:30
歩いたルート地図

《持ち物》

峠を越えて中組に下ったら峠の名前を採取しようと思った。当節マスクは必携と、何時もはコンパスを入れておく右胸のポケットにしまった。コンパスはどうしようと考えたが「まあ要らないだろう」と持たなかった。

また、リックを小さい物に変えたが紙テープは必要ないだろうと入れなかった。地図は何時も1/5千で印刷しているが、今回は中切と中組をいれるために1/1万で印刷した。
この様に簡単に峠越えが出来ると考えていたが大間違いだった。

《間違いの記録》

地蔵峠に向かう車道の路肩に車を置き、林道に入った。三角点上川辺の取付きを過ぎると平地があり、廃車が捨ててある。

林道の途中、橋の手前に道があり、入ってみた。(これが間違いの始まり。)
すぐに「私有地」の看板。道なのに?きっと左側の山を示しているのだろうと無視。
詳細地図

所が、すぐに道はなくなり、雑木の枝を折りながら尾根に乗った。ここが峠??
腕時計のコンパスはうまく使えない。兎に角、峠(?)を越した。谷川を渡ると道があり、これを下ると林道の終点に出合った。当然、これは水無瀬川林道の支道と思い込み、下った。

廃車 林道終点の棚田跡
平地の隅に置かれた廃車 林道終点の棚田跡

すると見覚えのある廃車が橋の向こうに見える。ゲッ!1人で大笑いして、林道を引き返した。林道終点から先ほどの道に入ると谷が分岐する。道跡は左俣に有るような無いような、左に入った。
そして峠??? 尾根の向きを確認すると分水尾根には間違いないようだ。

反対側は急斜面でとても道があったとは思えないが、尾根の5mくらい下を隈なく探したが痕跡は全く無かった。これで諦め、おにぎりタイム。

尾根から引き返し、ついでに右俣にも入ってみたがヤブになり、進む気にならなかった。そして、車に戻り2時間の散歩は終わった。


《帰宅後》

大きい地図を眺めて、最初の間違いはすぐに分かった。分水尾根の支尾根上の鞍部を峠と間違えた。2つ目は最後の分岐を左に入ったこと。どう考えても右が正解だった。

ではその原因は。コンパスを持たなかったことが1番。2番は1/1万で印刷したこと。老眼にはきつかった。そして、最大のミスは山地を甘く見た事。

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