屏風山

屏風山 794.4m 瑞浪市 2016年6月10日(金) 地形図「恵那

コース概略地図


歩行時間

《今日のコース》

このルートはみのハイクのGGさんの「山のらくがき帳」(2016/3/26)で知った。ここ何年来、長いコースは歩いたことがなく、テストを受けるつもりで歩いてみたが、結果は「まだまだですね。」だった。


《路線バス》

国道19号を走っても十分間に合う時間に家を出たのに、渋滞が嫌で高速道路に入り、バスの始発時間の1時間も前に仲ヶ平の集会所に着いてしまった。サンドイッチを食べていると下段の民家で話し声が聞こえ、車を置かせてもらう許しを請うた。

待ち切れず仲ヶ平バス停に行くと20分も前なのにバスがいて乗せてもらった。出発5分前になると乗客が3人来られた。川原で1人増えたが小井戸口で下車され、乗客4人で稲津公民館に着いた。

東鉄バスの時間まで19分待ち、結構長い。料金の支払いの説明を受け、川折で無事に下車できた。

川折付近の地図
《尾根の先端から取り付き》

バスを降りると目の前に「瑞浪陶線No37」の鉄塔標示板があった。入ってみたが落石防護ネットがあり、民家の庭先に見え、とても巡視路の入り口があるように思えなかった。

仕方なく、小里川右岸の車道を山岡町の境まで行くがそれらしい所はなく、落石防護ネットの切れた所から取り付いた。正に、小里れる個所の尾根の先端部になる。


《鉄塔巡視路》

尾根に取り付くも、踏み跡は5mで消えた。急な斜面を登ると岩をネットで固定してある。これは珍しい、確か七宗町大崎で一度見た。

尾根が緩くなり瑞浪陶線37番鉄塔を通過すると鞍部に切通しの作業道があり、ここに鉄塔標示板があった。これを越え、尾根道を行くと東部幹線の巡視路に出合い、以降この巡視路を行く。

落石予防ネット 小里城大橋と川折大橋
落石予防ネット
小里城大橋と川折大橋
(上から見られるとは思わなかった)

鉄塔は主尾根から外れていて121・120・119はパス。ただ尾根上にあった三等三角点小里にはご挨拶。118番で休憩しようと思ったがミツバチの巣箱があり通過。車道を横切り117番で休憩とした。

117番と116番の間はかなり広い鳥屋場の跡(?)、116番を越すと笹平・萩原の峠道、582mPの巻き道、萩原に下る尾根道等、いろんな道が交錯している。

三等三角点小里 117番からの遠景
三等三角点小里 117番から、尾根の向こうに田代山の電波塔が見える

115番は鉄塔の下を通るが道を見失った。114番はショートカットしそうになったが何やら山名があるそうなので寄ってみる。
コブを1つ越すと笹平道が合流し、東部幹線の巡視路ともしばしのお別れ。やっと屏風山系に入った気がした。

所がこの先の登りから右足がつりそうになった。ヒザのサポーターなしで歩くのはほぼ1年ぶりなので慎重になる。
この先は登山道を最短コースで屏風山山頂に行った。


《山頂にて》

さすがに一等三角点の標石はでかい。

1976年10月16日・17日、アマチュア無線で移動運用した。その折5.5mのパイプを3等分して持ち上げた。それらをジョイントでつなぎ、測量櫓に縛り付けてアンテナを設置した。下山時、その内の一本を測量櫓の横に打ち込んだ。それを最後に確認したのが2007年1月1日。

今回はないと諦めかけたが、山頂広場の隅っこに転がっていた。記念写真を撮り、また隅っこにソート隠しておいた。

一等三角点屏風山 40年前のパイプ
一等三角点屏風山 40年前のパイプ


《下山》

仲ヶ平・山頂間は過去に2回(96年と97年)歩いているが全く記憶にない。ここまで記憶にないのも珍しい。107番鉄塔手前で東部幹線の巡視路に再会した。そして、ようやく車に戻った。

残りの北半分は葉っぱが落ちてからにしよう。
屏風山縦走(このページ)
屏風山縦走 北側1
屏風山縦走 北側2
おまけ


美濃一人山名録2016>屏風山




取付き(1.45km/h)笹平道出合(1.65km/h)山頂(2.07km/h)P