武芸川パターゴルフ場付近から見る井ノ山
井ノ山　関市武芸川町　２０２５年１２月１８日（木）　五万図「美濃」 点名「井ノ山」で山名も「井ノ山」。2025/4/8の城山の続きとして行ってみよう。 山道2h20m（休憩・参道歩きを含む）・車道歩き30m、計2h50mで体力ギリギリ。 1回の間違いで過負荷になる。
《時間》 P　０９：４０ 　　↓ 井ノ山　１０：１０ 　　↓ 合渡山 １０：５５〜１１：０５ 　　↓ 市境尾根離脱　１１：４５ 　　↓ 多度神社　１２：２５ 　　↓ P　１２：４５
《井ノ山》 武芸川パターゴルフ場駐車場の一番北側に車を置いた。恵利寺本殿にご挨拶をして墓地の中を登るが登り口がない。ならばと尾根の先端に向かうと「登山口」の看板とトレラン禁止の看板。トレランは道を痛めるので意味のある注意書きだ。
恵利寺	墓地とその東の登山道のある尾根
よく踏まれた急な登山道を登ると四等三角点井ノ山。少し下ると天際岩があった。
井ノ山山頂	天際岩
《秋葉社（市境出合）まで》 天際岩は尾根をふさいでいて乗り越える以外にない。快適な尾根道を行くとオリエンテーリングの看板（？）、その先に金毘羅社があった、
オリエンテーリングの看板	金毘羅社
ここから道は更によくなり正に高速道路。これでだいぶん時間は稼げるはず。意味不明の道標があり、コブに登ると秋葉社があった。前回はこのコブの南の下を通過しているので足跡を繋ごうと思ったが時間が気になりヤメにした。
通過時点で全く意味不明 （合渡山は後で納得、三輪三山とは何か）	秋葉社
《市境を行く》 高速道路を快調に飛ばすと峠に出た。お地蔵さまは「文化十一戌・北野村」とあった。ここから「太陽が正面になったら5分で尾根の向き180度変わる」と唱えて進む。
峠のお地蔵さま	太陽が正面になった
コブを登りきるとベンチがり、山名標が、「合渡山」。ここか！ 時間も良いので休憩にした。 休憩後、「尾根の向きが180度変わる」ということを綺麗さっぱり忘れ、トラロープに導かれ進むと尾根道は行き止まりで道は下っている。ここは何処？ GPSのお世話になると岐阜ファミリーパークの遊歩道を歩いていたようだ。合渡山に戻り、辺りを探すと良い向きに赤テープが２本続いていてこれに入ったがすぐにシダのヤブで行き止まり。 スマホのGPSではタイムラグがあってうまく尾根が探せない。やっぱり紙の地図とコンパス。市境尾根は「関係者以外立入禁止」のトラロープの向こう側。山関係者だし、キノコのシーズンも終わっているのでトラロープをくぐった。
トラロープ	尾根道遊歩道の行き止まり
やっと市境の尾根を見付け、「ここから25分のコブで右折」と唱え進むが、踏み跡もないコシダの密生で時間の読みが狂いそうだ。でも大体25分でコブのテッペンに着いた。 《下平と中平の分水尾根》 このコブで右折して市境尾根と別かれた。踏み跡はないが、「2分後に尾根が分岐する」はずが分岐しない。行きつ戻りつで現在位置を見失ない、GPSを頼りに分水尾根を見付けた。 そしてまた踏み跡のないコシダの密生を抜けると広場に出た。何と祠があった。
コシダの密生	祠（地理院地図の破線を見るとこの祠は中平の神さまかも）
祠の右後ろに道があり、少し方位が違いうがヤブを嫌いこの道を下ると、コブを巻いて尾根に向かう巻き道があり、これを行き分水尾根に戻った。
祠からの道	分水尾根に向かう巻き道
次のクランク箇所もGPSを頼りに通過。ここから一本尾根。鞍部になったらトラバースして多度神社を目指そうと思っていた。 鞍部に着き、横歩きの取り付きを探すが灌木とササの密生。これは無理。奥の院があるかもとコブのテッペンを目指しヤブを漕ぐ。
コブのテッペンは平たくはなっているが何もない。南側に道跡もなく濃密な背丈を越すヤブ。 戻れない。コンパスをセットして多度神社を目指してヤブに突入。
コブのテッペン
	ヤブの中は何も見えないが左に寄りすぎた感。右方向に修正して下ると多度神社の境内の東の端に下りた。 ここに出合わなければ、あと15mもヤブの中を下らなければならなかったのでラッキー。
	多度神社の出合
下平の集落の中を行き、車に戻ったが・・・・・ 何か達成感がないし、中途半端な感じが残った。 《後記》 やっぱりGPSは面白くない。でも今日、GPSがなかったら迷っていたかも。 いや、GPSがあると思い地図読みが疎かになった可能性もあるし、どうなんだろう。 3時間を越えた結果は、家のすぐ手前の農免農道で足が攣った。でも軽くで済んだ。 今は3時間歩けるようになったのだろうか？
美濃一人＞山名録2025＞井ノ山