高社山散歩道

高社山 多治見市 2025年7月9日(水) 五万図「美濃加茂」

《簡易的なGPS》
2025/3/7の様な道迷いに遭い、帰宅後に足がツル苦痛を回避する為にGPSを持つことにした。
本格的なGPSの必要性はなく、タブレットにしようと思ったが大きくてGPS機能のないものも多い。さればと中古スマホを探した。

Android10あたりで5インチまで。Amazonの例の【整備済み品】の中で探したが、残念ながら該当するものはなく、5.6インチの富士電F-41Aにした。
【整備済み品】ではインチキWindows11をつかまされたが、中古スマホならば問題ないだろうと
F-41A:3GB 32GB プリインストールはAndroid10 納入時は11 すぐ12にバージョンアップ

商品到着後、「地図ロイド」と「山旅ロガー」をインストール。使い方に慣れる為に買い物に持って行った。A-GPSでなくても精度は十分。
さて実地テストの為、高社山散歩道に出掛けた。

GPSも軌跡
以下の画像も中古スマホを使用し、フォトで4:3にトリミングした。

《時間》
(外左回り)
自宅 07:05
  ↓車で移動
(鳥居前広場)
  ↓
山頂 07:55
  ↓
(鳥居前広場)
  ↓車で移動
自宅 09:20
高社神社の鳥居
高社神社の鳥居

《参道から山頂》
鳥居の前で入山の挨拶をする。
FM-PiPiのケーブル保護の為にその下を皆伐したので参道は荒れ放題。散歩道は高社神社に寄らずショートカット道を行く。ここはコシダが道を覆っていたが通るたびに切ったのでコシダはかなり枯れてきた。
ショートカット道 ケーブル保護の為の伐採箇所
ショートカット道 ケーブル保護の為の伐採箇所

愛宕さまに後半の安全を祈願し、PiPiの送信所の脇を通って反射板のある展望台に着く。
愛宕さま FM-PiPi送信所
愛宕さま FM-PiPi送信所

今日はもやっていて、名古屋駅周辺のビルどころか春日井市内もあまり見えない。
展望
奥は道樹山・弥勒山 左手前は池田富士

展望台で小休止後、三等三角点北小木へ。ここから西へ尾根を下り、谷道から五条川支流神明洞川と大原川支流大沢川の鞍部までが僕の管理範囲。
三等三角点北小木 ここから先が僕の担当
三等三角点北小木 ここから先が僕の担当

《外回りの散歩道》

三角点の東側よりも横枝はなくスッキリしている。これも13年間手入れをした賜物。
ベンチ 尾根道
ベンチ、右回りの時はここに座って休憩 尾根道

足場の悪い岩場を下り、神明洞川に出合う。
ノコギリの跡 谷出合
13年前からあったノコギリの跡 谷出合(スマホのカメラは光量が足りないと奥行が出ない)
《谷道を行く》
炭焼き跡 炭焼き跡
炭焼き跡(2015/12/2) 炭焼き跡(イノシシと倒木で破壊された)

観音石 倒木
山旅人の安全祈念の観音石((うてな)の方) 倒木(これでも通れるようにはした)

《砕石場上部》
鞍部の手前まで来ると南側の尾根が低くなっていて光が透けている。先日(2025/6/30)の重機の仕事はこれか。鞍部から一般道を行くと「あら!道がなくなっている」
南側の尾根 砕石場上部の道跡
南側の尾根 砕石場上部の道跡

引き返して西側の立入禁止の看板の所から日章産業が開いた正規の道に入った。谷まで下ると20mくらい登り返さなければならないので、斜面をトラバースして谷を登り東側の立入禁止の看板付近を目指した。谷の源頭部辺りまで来ると人の声がする。
源頭部 尾根を越えた重機の跡
源頭部 尾根を越えた重機の跡

急いでやヤブに入り、迂回して西の立入禁止の看板の所に出た。そこから砕石場を覗くと尾根は完全に削られている。

ここに有刺鉄線のフェンスが出来、その2・3年後にはフェンスの外側が道になるだろう。

上地図の正規の道は20mくらいのアップダウンがあるので、応急的な道としてコブの南側に巻き道を作ろう。
削られた尾根
削られた尾根

《裏参道を下る》

正規の道に出合い、大原秋葉さまにご挨拶をして車の戻った。
道の分岐 大原秋葉さま
左:砕石場上部へ 右:正規の道 大原秋葉さま

《後記》
砕石場の拡張は日章産業の管理地なので文句は言えない。それにしても尾根の北側まで削って大丈夫なのか?
中古スマホのGPSは僕には十分の性能。地図読みが疎かにならなければ良いが。


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