富士山 357.1m 美濃加茂市 2023年11月8日(水) 五万図「金山」 富士神社の川浦側からの参道探し 地理院地図には川浦川に架かる橋から先に破線が描かれていて、これが富士神社への参道かもしれないと思っていた。また、2022/11/9に登った折、山頂には川浦に向かうと思われる踏み跡があった。(実際は展望地に向かう道だった。) 「みのかもから山登り」さんのページには川浦から谷川沿いに新道が出来、健康の森休憩小屋に繋がったとある。ならば、山頂から東へ下れば、この新道に出合う。最悪、道跡がなくても斜面を登り返さずに遊歩道に戻ることが出来る。これは試す価値有り。 |
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《時間》 駐車場 09:05 ↓ 富士山 09:45 ↓ 川浦で折返し 10:20 ↓ 休憩小屋 10:55〜11:05 ↓ 駐車場 11:35 右図の新設遊歩道が谷川を渡る位置は 「みのかもから山登り」さんのGPSの軌跡を参照した。 下山ルートの詳細は下に記す。 |
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《遊歩道で富士山》 健康の森駐車場に車を置き、遊歩道の急な階段を登って山頂に着いた。 |
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富士神社 | 三等三角点富士 |
《下山》 前回見た時は草ボウボウの踏み跡だったのに、綺麗に草が刈られている。きっと新道が出来たので道跡を整備したのだと思った。 この道を進むと展望地があり、 |
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北側の道 | 一番奥に御嶽が見えている みのかもから山登りさんのページを見て大きな勘違いをしているのに気が付いた。(2023/11/26追記) |
《勘違いの検証》 下のカシミールの画像は展望地から廿屋川流域を見た画像だが、上の川浦川流域と似ていたために勘違いした。 |
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期待に反して、この先に道跡なく適当に下ると尾根に乗った。これを下って行く。気が付くと尾根を外していた。傷を作って、ヤブをくぐり尾根に乗ると上側に岩があり、どのみち尾根は通行不能だった。 |
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尾根 | 岩場 |
更に下ると左手側に大きな尾根が見える。完全に尾根を外していた。仕方なく植林の急斜面を適当に下ると新道が見え、ベンチも見えた。この辺りにはテープを2重・3重に巻いた木が3本あった。 谷川を安全に渡れる個所を探して北へ。結局ベンチの所で谷川を渡った。 |
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テープを巻いた木 | 対岸にベンチ |
《新設遊歩道》 新道を北へ行き、川浦川を渡った。所がどう見ても私有地の感じ。県道まで行かずに引き返した。橋の北詰を観てみると、車両が乗り入れる個所はなく、また橋も狭い。と言うことは新道は健康の森側から工事をしたのか。 |
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南詰から見た橋 | 橋の北側(私有地か) |
橋を渡り、尾根の先端辺りを観察するが踏み跡は全く見えない。ただ腐った橋があるが、これで対岸の狭い畑に渡ったのだろう。 |
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腐った橋 | 平地(山側に踏み跡はない) |
ここで気付いた。これではHPの地図が作れない。橋まで戻りベンチまでの歩数を数えた。 ベンチから50m程上で谷川を渡り、テープが巻かれた木々の辺りを探したが収獲はなかった。 そして遊歩道は谷川を渡った。 |
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谷川を渡る所の右岸のベンチ | 展望のない展望台 |
《既設遊歩道》 遊歩道の一番高い所には何も見えない展望台がある。休憩小屋でお昼にして、トラバース遊歩道を通り駐車場に戻った。 |
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《下山ルートの考察》 展望地からは御嶽が見えたので45°方向の展望。 橋からベンチまでは350歩で約200m。ベンチの対岸から5・60m上に下って来たので、下った尾根は右図のように推測される。 ここで疑問。分岐点の辺りの等高線は明らかに北向きの方が優勢なのになぜ間違ったか。 |
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上図訂正箇所 展望の方位を間違ったので展望地の位置を黒丸の位置に訂正した。 |
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大垣山岳協会さんのページ(https://ogakisangakukyokai.club/20230205takagiyamafujisanohirayama/)にあるGPSの軌跡を見ると250mH辺りまでは同じ尾根筋を下っているように見える。 文中、この尾根を正解とされているが・・・・・? 《富士神社の参道》 富士神社は山之上八ヶ村(主に野地原村・端畑村)では重要な神さまだったようだが、川浦村では村外の神さまであり、しっかりとした参道が出来るほどの扱いではなかったのかも。 注:山之上村(〜1956)のこの周辺の境界は川浦川から新設遊歩道東の尾根上 機会があれば北東尾根を歩いて、道跡の有無を確認したい。 |
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