山之上富士山・高木山 美濃加茂市 2022年11月9日(水) 五万図「金山」 | |
富士山は1996年に林道から登っている。調べてみると健康の森はその前年に開園しているが一度も健康の森に入ったことがない。 「みのかもから山登り」さんのページを見ると閉園日に行くと展望台は独り占めとあり、水曜日に行くことにした。 入ったこともないこの公園に鮮明な思い出がある。 かなり以前は双眼鏡を持って山を歩いていた。武儀町の山の帰りか、伊深町関谷で信号待ちをしていると山の上に何か建物が見え双眼鏡を覗いた。すると後の車のカップルが「何か見えるのか」という感じで笑っているのがルームミラーに映っていた。これが高木山の展望台だった。 |
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《時間》 駐車場 09:30 ↓ 富士山山頂 10:05 ↓ 駐車場 10:50 ↓ 高木山展望台 11:40〜11:55 ↓ 駐車場 12:30 |
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《山之上富士山》 県道沿いの駐車場に車を置き、準備をしていると1台車が入って来た。挨拶だけをして出発。遊歩道の橋を渡ると急傾斜の丸太階段の連続。戻りでこれを下るのは絶対にイヤ、参道を下ることに決めた。それにしてもこの階段を週一で往復している「みのかもから山登り」さんはすごい。 結構足に来た状態で山頂。ここに不可思議な道標があった。広場の東の端に下右画像の道標。右矢印の美濃加茂と可児は分かるし、左矢印の三和への踏み跡はあった。真ん中の川辺方面は意味不明。 だが道標ではなかった。今は全く展望はないが古い記録を見ると御殿山や納古山が見えたとあり、この看板は道標ではなく、展望の方向を示しているとページを作りながら気が付いた。 参道で林道に下り駐車場に戻った。 |
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三等三角点富士 | 道標ではない |
《駐車場にて》 暑いのでウインドブレーカーを脱いで車に入れていると、さっきの方が戻って来られ「御嶽が見えましたよ」と。高木山も富士山もほぼ同じ時間で周回できるようだ。 また、おにぎりを富士山まで持って一回りしてしまった。これなら車に置いておけば良かった。 《高木山登り》 園内の道は分からないが兎に角高い方へ。そして階段の下に来た。これを途中まで登り「はぎの小路」を行き、愛宕神社を見に行った。祠はなく、石碑のみ。裏面の建立年は読めないが右側面に「村会議員」とあるので明治時代のものだろう。 そして、立派な展望台のある山頂に着いた。 360度の展望だけど山自体の位置が悪く、現地で山名同定できたのは時計回りで、反射板のある地蔵山・御嶽山・富士山・恵那山・屏風山・鳩吹山・電波塔のある明王山・梨割山と薄っすら伊吹山ぐらい。我が高社山はどれなのか。 |
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25度から250度、平野の縁に位置するので凹凸が少ない | |
《下り》 「つつじの小路」を下ったが、こちらの遊歩道はチャートの露岩が続き、石の階段もある。モルタルで固定してあるとはいえ石は地産地消、味のある遊歩道だった。 |
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遊歩道からの富士山 | 石の階段 |
《後記》 公園内で出会ったのは駐車場で1人と「はぎの小路」ですれ違った1人の計2人のみ。「みのかもから山登り」さんの言われる通り展望台は独り占めだった。 道があると分かっている山はいい、緊張感は全くなかった。 |
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