水晶山

水晶山 546m 郡上市美並町 2023年4月22日(土) 五万図「美濃」 

長良川から小那比川までの旧郡界尾根(旧郡上郡/旧武儀郡)をつなぐ為。
2023/4/14の続き。 

コース地図《時間》

P 09:40
  ↓
支尾根取り付き 10:35
  ↓
水晶山 10:55
  ↓
1-24番鉄塔 
  11:25〜11:35
  ↓
1-25番鉄塔 12:10
  ↓
P 12:40

《駐車場所》
美濃市から行くか富之保から行くか迷って、やはり富之保から峠越えをした。馬越峠のお地蔵さまに挨拶をして、2.4km先の林道の入口付近に車を置いた。

《馬越峠に抜ける林道》
林道に入って最初の右カーブの手前から右側の斜面を観察する。ピストンを予定しているが最悪、この斜面を下って来ることになるので。
カーブ手前は擁壁が高く、斜面は岩のガケになっている。カーブの先端も擁壁が高く、小さな土のガケが見える。カーブを過ぎると擁壁は低くなり、ない所もあるが、少し先に岩のガケがある。従って、カーブの先端から岩のガケの間に下りて来れれば大正解。

林道は最初の沢の所で崩壊し、その先は廃道になった。現在位置を見失わない様に親指ナビで進む。
最初の崩落個所 親指ナビ
最初の崩落個所 親指ナビ

予定した支尾根に来た。側面から支尾根を見上げると密生状態。傾斜が緩くても長距離のヤブはキツイと次の支尾根を目指した。
次の支尾根を側面から見ると向こうが透けて見える。これはいいかも
でもここまで55分。ピストンは不可になり、1-25番鉄塔からの下りが決定した。
登った支尾根を側面から見る
登った支尾根を側面から見る→

《支尾根から水晶山》
カーブの所で対ヤブ防御をする。胸ポケットのボタンを掛け、首にタオルを巻き、ヤブに入った。何とラッキー、支尾根は植林界になっていて道があった。やがて植林は終わり、少しヤブを漕ぐと境界尾根にのった。
岩尾根を乗り越え、3回目の水晶山。境界尾根を東進し最初のコブが山頂で間違いないとは思うが・・・・・。何時もは目障りな山名標が今日は有難い。まぁ良しとしよう。
支尾根 山名標
支尾根 山名標

《旧郡界尾根から岐阜連絡線巡視路》
山頂からの下りでいきなり尾根を間違えた。郡界尾根は支尾根が尾根に見たり、尾根が支尾根に見えたりするトラップが2・3箇所あったがコンパスが回避。そして、1-24番鉄塔にやって来た。

北側の送電線の先には白山が見え、南側に見える飛び出た山は古城山か。同定できるのはこの二座のみ。
鉄塔越しにうっすら白山 古城山
鉄塔越しにうっすら白山 古城山

そして八日ぶりのA地点(勝原谷と向山谷の分水尾根のコブ)。ここからは分水尾根を北上。4/14の合流点を過ぎ、61番への分岐を過ぎるとNO.1-25の標示板があった。
1-25番鉄塔でコンパスを70度にセットした。尾根道は植林界、そして灌木のヤブになり、このまま尾根状の箇所を下ると岩のガケの上に出るはず。適当な所からコンパスの指示する方へ下った。灌木の急斜面を下ると植林になり、気が付けば林道が見える。

後は尻もちを付きながら良さそうな所を下ると岩のガケの縁を下っていた。どうにか谷川を渡り、林道に上り、車に戻った。
急斜面の植林 岩のガケ
急斜面の植林 岩のガケ

《後記》
旧郡界尾根(長良川/小那比川間)完歩まで、残りは馬越峠/ナガザコ間のみ。


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