小里川とイタバシ沢の分水尾根を歩く 瑞浪市 2022年2月24日(金) 地形図「明智」 小里城跡を通って小里川とイタバシ沢の分水尾根を歩き、小里林道を戻っても良いがこの林道は歩き飽きた。では、小里城跡駐車場に車を置き、東鉄バスで山の田から川折まで行き、チョット遠回りをして歩こう。 |
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《時間》 P 09:25 ↓ 山の田バス停発 09:42 ↓(200円) 川折バス停着 09:45 ↓ 標高点463mで休憩 11:00〜11:10 ↓ 小里城跡 11:45 ↓ 瑞浪陶線31鉄塔 12:05 ↓ P 12:35 |
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《小里城跡駐車場付近》 早く着き過ぎたので警報局を見にいた。銘板は「5.五郎ヶ平放流警報局」となっていた。 アンテナの向きは約214度。(ほぼ中継局に向いている。) |
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五郎ヶ平放流警報局 | アンテナとスピーカー |
小里城跡駐車場に車を置き、瑞浪陶線31番鉄塔への巡視路の入口を見に行った。 |
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巡視路入口 | 標示板と道 |
そして、山の田バス停に向かう。御城橋を渡ると右に石碑3基と石仏、左には杉の大木の下に水神の石碑があった。 | |
御城橋と大杉 | |
水神さま | 石碑群(用水関連2基・御城橋関連1基) |
《川折バス停から小里国有林》 先日(2022/2/9)車を置いた空き地はチェーンが閉められていた。国有林の歩道を登りトラバース道に出合う。本日最初のミッションはこの歩道の先を確認すること。 まずは右へ、5分を限度と決め進んだ。所が2分で沢に流されていた。戻って左へ。地形図の雨裂の辺りには石組みが3・4段あり、次の沢で行き止まった。ここは国有林界の谷。西竈に抜ける予想は外れ、仕方なく急なまさ土の谷を登った。 |
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歩道は沢で終わり | 国有林界の谷 |
まさ土は凍っていて割と安定しているが、尾根が近くになると滑落の心配があり左のヤブに入った。そしてようやく送電線下の皆伐地に出た。 3度目の東部幹線122番鉄塔。この鉄塔から西竈に下る電線が気になっていた。何かの信号を送っていると思っていたが、本日解決。登って来た電線は鉄箱で受けて、そこからアングルに沿って制御盤につながっていた。銘板は「航空障害灯制御盤」。何の事はない、電灯線だった。 これと同じような物を七宗国有林牧ヶ洞峠付近の愛岐幹線の鉄塔で見た。菅田大柿林道に延々と電柱が続いているが、これで納得できた。 |
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里からの受電盤 | 航空障害灯制御盤 |
《小里林道の峠から分水尾根》 先日と同じルートで小里林道に出て、標高点463m着。今日もここで休憩。アンテナの向きを測ると約70度と344度くらい。(帰宅後確認すると全く予想と違っていた。下川折の警報局のアンテナの向きはほぼあっていたのに?) A地点の分岐は要注意だったが、薄い踏み跡がありコンパスは不要だった。このA地点から北は綺麗なサカキの宝庫だが、サカキ採りのおじさんはまだ入ってないようだ。 明確な尾根道を行くと、コブの下りから人工的な道になりヤブになった。ヤブ道を抜けると「小曲輪跡」の看板。次に「搦手道」の看板、そして鞍部に下りた。 |
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小曲輪跡の看板 | 搦手道の看板 |
鞍部から見上げても踏み跡は皆無。2ヶ所の石積みをかわして、本丸の石垣の下に出た。 |
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下段の石積み | 上段の石積み |
《小里城跡から下り》 ここから遊歩道を下っても面白くないので、瑞浪陶線31番鉄塔を目指した。腰曲輪跡から横歩きで進むと、本丸の下辺りに未整備の曲輪の跡があった。 |
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腰曲輪跡 | 未整備の曲輪跡 |
急な斜面を西へ進むと尾根があり、これを下ったが終わってしまった。何処をどう下っても国有林の歩道に出合うので安心だが、やっぱり尾根がいい。右手に見える尾根に乗り換え、これを下る。 この尾根の途中にも人工的な平地があった。そして、歩道に出合うと、いい具合に中電の標示板。 |
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尾根の途中にある削平地 | 歩道出合 |
31番へ下り、巡視路を覗くと県道33号が見える。これでは面白くないと歩道に戻り西進し、遊歩道に出合い、御殿場跡を通って駐車場に戻った。 《帰宅後》 ネットの縄張り図を見て、東砦の尾根を下れば良かったと気が付いた。 小曲輪の位置が納得できない。上からの敵に備えるには不自然。とすれば、小里城本丸から城主が落ちる時、搦手道を南へ。 バスで3分の行程を3時間かけて歩いた。こんな贅沢はない。 |
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