御料局三角点岩穴

御料局三角点岩穴 その2(未見) 犬山市八曽国有林 2020年10月30日(金)

前回(2020/7/22)見付けられなかった標石を探しに行った。

《時間》

P 08:55
  ↓
五条川出合 10:45
  ↓
休憩(7・8分)
  ↓
P 12:10


《標石を探す》

前回と同じ所に車を置き、国有林の歩道に入った。
あれ〜、ササが刈ってある。ありがたい。
そして、記憶に残っている辺りから取付き、尾根を目指した。

岩穴の地図
尾根はコシダが密生していて、それが途切れると灌木のヤブ。この辺りを行ったり来たり小1時間も探し回り靴紐も解け、同じ所に2度3度。東側の歩道の辺りも探す。

いい加減で諦めたが、ついでに標高点191mの上も探した。有る訳がない。
取りあえず五条川を見てお昼にしようと北上した。


《五条川出合付近》

歩道を北に行くと孕地(石洞の飛び地で田んぼがあったのだろう)の竹が広範囲で枯れている。そして、前回増水で渡れなかった支谷川もクリアして進む。
谷が狭くなると、我が家の近所の採石場と同じ硬質砂岩が出てきた。国有林なので採掘を免れたのだろう。

五条川に出合った。これは、靴が濡れる程度では済まない、靴が浸水する。
おにぎりは河原で食べたかったが諦めた。
五条川出合
五条川出合

《戻り》

尾根を回り込むと、登っている道がある。きっと石洞へ向かう尾根道があるのだろう。行ってみたいが遠回りになり時間が超過してしまうので諦めた。
また、戻り道は林班界標から東の道に入り、途中から尾根に登ったがここは既に「孕ル10」の標石の南になっていて意味がない。
疲れただけで収獲は無く、意気消沈して車に戻った。


《帰宅後》

帰宅後荷物を片付け、持ち帰った地図を開いてみると・・・・・アッ!
全く違う場所を探していたことに気が付いた。
何て馬鹿なんだ。林班界標の南側を探したなんて・・・・・

 

御料局三角点岩穴 その3  犬山市八曽国有林 2020年11月1日(日) 

前回は地図を見ないで失敗してしまった。今度こそは見付けよう。


《時間》

P 07:55
  ↓
御料局三角点岩穴 08:30
  ↓
P 09:15
岩穴の地図

今日は帰宅後洗濯する為に短時間勝負。1つ目と2つ目の分岐の間でマウンテンバイクとすれ違った。林班界標を過ぎ、次の支尾根を登る。当然、コシダが密生している。先日もここを探したと思い出した。

少し開けると、イノシシの寝床。ここも見た。辺りを見回してもこの寝床以外にらしい所はない。1m×1.5mくらいの範囲をストックの先でつついてみたが反応がない。2mほど西側のコシダの密生の中がここより少し高い。

コシダを分て、枝を払い、あった。感激!!!!!
今日は少し大きめの折りたたみナイフを持ってきたので、コシダを切り、標石の回りを掘った。
「御料局三角点・補点」の標石。根の張り具合からみて、ここを訪れたのは、かのHPの方以降僕が初めての人だろう。


イノシシの寝床 御料局三角点岩穴
イノシシの寝床 周辺風景

御料局三角点岩穴 御料局三角点岩穴
御料局三角点岩穴・表 御料局三角点岩穴・裏


《戻り》
シダの道
林班界標から東の歩道に入った。大振りのシダが道を塞ぎ、その上イノシシが路肩を削っていて歩き辛い。でもここのサカキは素晴らしくきれいだ。

と、ヤブの向こうを自転車を通り過ぎた。道に出合ったが石洞から続いているのだろう。
県道から石洞、1号橋辺りがマウンテンバイクのコースになっているようだ。

そう言えば、多度山で自転車にはねられそうになったが、ここも気を付けないと危ない。


《地蔵さま》

日差しの向きがいい塩梅で、歩道入口付近のお地蔵さまの文字が読めた。
「左山道、右小ぎうつ〇道」となっていた。

現多治見市北小木町とは交流があり、内津とは物流があったのだろう。内津村と大原村とはほぼ同じ距離だが、大原は道標に刻む程重要でなかったと言うことか。


美濃一人山名録2020>御料局三角点岩穴