不動山 587.7m 3等三角点六櫓屋 545.4m 七宗町 2018年1月7日(日) 地形図「金山」 《予定》 昨年11月21日に袋坂峠から一回りしようとしたが、旧道の25番鉄塔巡視路入口で足がつり、旧道で引き返した。それで今回はその続き。 また、御料局三角点の情報をくださる方が、今まで未確認だった遠見・中ノタワ・笹ケタワで標石を確認されている。(釜ヶ岳・栃洞はないとみる。) では、不動山はと、行ってみることにした。 |
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【時間】 P09:00−3等三角点六櫓屋09:45−袋坂峠10:05−不動山11:35 不動山12:00−林道星谷釜洞線出合12:35−P13:05 (六櫓屋北の市町境界出合〜袋坂峠〜市町境界出合の所要時間は35分) 《P〜3等三角点六櫓屋》 旧道の路肩に車を置き、愛岐幹線25番鉄塔への巡視路に入る。鉄塔は尾根から少しはずれている。その先は植林以来一度も枝打ちがなされていないようで歩き辛い。 これも少しの我慢で北側は手入れされた植林になり、境界標には「南商店」とある。(この標石は袋坂峠南のコブの南東鞍部まで確認できた。)そして、3等三角点六櫓屋に到着。 |
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手入れされていない植林 | 3等三角点六櫓屋 |
《袋坂峠へピストン〜星谷林道》 市町境界出合の手前の鞍部には東西に道がある。さて、何所に行くのやら。取りあえず境界尾根を西進すると、さっきの道が左手のすぐ下に続いている。これを「道」と認識し進むとコブの手前の鞍部で左右に分岐した。 多数決からすると右なので、右に入る。コブを巻き袋坂峠の東屋が見えると電光型に下って行き、峠に降り立った。今日も御嶽山が輝いている。 |
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境界尾根下の道 | 袋坂峠の東屋 |
コブの巻き道から境界尾根下の道に入って思った、「これは木馬道かも」。出合地点を過ぎると、すぐ下に星谷林道が見える。足の調子が良くないことを考えると、林道の魅力に負け、林道に下りた。 綺麗な林道を行くと国有林界の標識があった。少し先に黒川側から登ってくる林道との分岐があるはずだが、ここから境界尾根に登った。 《境界尾根で不動山へ》 453Pの一番高い所で境界を見失い、コンパスで確認しようとしたが針が一定しない。こんな経験は始めてだった。仕方なくほどほどの勘で下ると標識のある鞍部に着き、林道の終点が見えた。黒川から登ってくる林道は境界手前で終わっていて、地形図は間違っていることに気付いた。 境界標145支は15まで続き、147から国有林界はアヅキ洞に下って行く。 |
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林道終点 | 147から見下ろす国有林界 |
この先から尾根は歩けなくなり、七宗側の歩道跡を拾って行く。前回は下りで通過したが、登りはきつい。展望のある地点も気付かずに通過して林班界の切り開きに出た。 やせ尾根になると黒川の集落が望まれ、あまり記憶にないが3回目の不動山山頂に着いたようだ。 |
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林班界 | 黒川の集落 |
《不動山山頂にて》 山頂丘が記憶より狭く、間違ったかも知れないと思いながら足元も見ると四角い物が見えた。あった。ここ掘れワンワン。掘り進むと「御料局三角点」の文字と北側には「第○○」と書かれている。 ただ残念ながら、老眼には番号が読めなかった。(写真でも判読できない。) |
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不動山御料局三角点 | 不動山御料局三角点(裏) |
山頂風景 | 山頂風景 |
《下山》 林班界を下って行くと、歩道があり、久々にヒモ氏 (ヒモ氏とは、荷造り紐を3〜5m間隔で延々と付けていく御仁)が登場された。星谷林道からこの林班界まで来てUターンされたようだ。否、流石に赤のペイントマークに圧倒されてヒモ付けを止めたのかも。 前回は林班界を登っているので、この歩道を下りたいがヒモ氏に導かれるのは御免と2度目の林班界を下った。そして星谷釜洞林道を歩き、星谷荘の前を通って車に戻った。 |
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ヒモ氏の仕事 | ヒモ氏に「Good Job!」 |
《後記》 駐車場所から袋坂峠の間は旧道を歩いて35分。3等三角点六櫓屋経由で45分。11月21日は足がつりそうだったとは言え、10分しか違わなかった。 今回は1周4時間だったが、林道歩きが2割。それでも足の負担はギリギリだった。 |
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