うしおど山(U) 多治見市笠原町 2013年1月20日(日) 地形図「瀬戸」 |
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【登り】 笠原小学校 09:05 ‖ 分岐 09:10〜引返す〜09:20 ‖ 山頂 09:50 【下り】 山頂 09:55 ‖ 車道出合 10:20 ‖ 笠原小学校 10:30 |
《笠原小学校内から遊歩道》
二宮金次郎さんの横に車を置いた。うしおど山と笠原富士が正面に見え、校舎の横から遊歩道に入る。すぐに四つ辻になった。左奥には墓地が見え、右は遊歩道の続き、正面の細い道に入った。ササを分けて行くと、円筒形の集水器があり、道はそこまで。これはお墓に引く水取りだったのだろうか。
笠原小学校から見るうしおど山と笠原富士 | 集水器 |
遊歩道は水道管用の道から分岐する。その先に「鳥獣保護区見取図」があった。それを見て驚いた。大洞池と不動の滝を結ぶ線から南の笠原町内は国有林とある。(帰宅後、東濃森林管理署の位置図を見ると4林班は国有林、3林班は官行造林地のように見える。)
鳥獣保護区の標示板 | 鳥獣保護区の見取図 |
多治見村と笠原村は幕領(天領、笠松代官所支配)とは知っていたが、こんな所に国有林が残っていたとは。そう言えば深山辺りから国境を歩いたとき、赤い頭の境界標をみたような気がする。そうと分かれば、別の歩き方がある。
遊歩道から尾根に取付き、一週間ぶりの山頂に立った。
《下山》
ケーブルのルートから分岐した道を下る。少し下ると5m四方くらいの平地があり、ストーブに、プロパンガスボンベ、鍋に一升瓶等のゴミが散乱、鳥屋の跡なのだろう。ならば俄然、道の可能性は高い。
道 | ごみ |
くねくねの道は尾根上に続いたが、踏み跡が消えた。よく見ると左に曲がりトラバースする道がある。これを下ると沢を渡る辺りから不明瞭になったが、切り開きに出ると
トラバース道 | 民家の間(車道に向って) |
車道出合から50mくらい先に前回の道の入口があり、これを歩いて墓地を抜け、遊歩道に出た。
《結論》
ササヤブは1m巾、道が不鮮明な距離は30mくらい、うしおど山に道はあった。
また、グーグルアースを見ていると、今回歩いた辺りに「吉野のしだれ桜」があるという。何所にあるのか。そこまで行ければササヤブと民家の私有地の通過を回避できるかもしれない。
低い山だけど、興味は尽きない。また、前記の国有林の他に潮見公園の西側にも国有林があるようだ。その内、深山周辺の国有林界を歩いてみよう。