諏訪が峰

千畳敷公園から見る諏訪が峰と吉田川
千畳敷公園から見る諏訪が峰と吉田川


諏訪が峰
(すわがね)
(別称、諏訪ヶ峰山・鶴岡山) 732.0m

              恵那市明智町 2013年1月10日(木) 地形図「明智

【登り】

春日神社一の鳥居 10:35
  ‖
山頂 11:10


【下り】

山頂 11:25
  ‖
春日神社一の鳥居 11:55
コース地図


《山名について》

『東濃の山(昭和59年発行)』に「諏訪が峰(鶴岡山)」とある。

朝一番に千畳敷公園に向かった。国道303号が明智市街で左折する交差点を右折し、300mくらいで右に入る。薄っすら雪の積もった道を上ると、駐車場。そこから「パノラマ広場」へ行く。

広場には年配の男の方が2人みえた。山を指差して山名をお聞きすると一方は「鶴岡山」、もう一方は「諏訪が峰山(すわがねやま)」と言われた。

下山後に吉田小学校に立ち寄り、お話しを聞くと、「校歌は『すわがみね』と歌い、刊行物などでは『すわがね』とよんでいる」と言われた。

吉田小学校から見る諏訪が峰
吉田小学校校歌歌碑
「仰いで望む すわが峰・・・」(一行目)
吉田小学校から見る諏訪が峰


《春日神社一の鳥居から山頂》

鳥居近くの路肩に車を置いた。ここから田んぼの淵を通って、竹やぶに入る。急な階段を登り、その一段上に春日神社があった。入山の許しを請い、左手から取り付いた。踏み跡らしいものはないが、疎林の中の厚く積もった落ち葉を踏みながら先を急ぐ。

一の鳥居 春日神社
一の鳥居 春日神社

下山は良い道があればそちらを下るつもりなので、マーカーは付けない。でも、地籍調査の杭が道案内をしてくれる。しばらく行くと尾根が合流し、そちらの方に踏み跡があるように見える。所々に枯れ枝でマークを付けるがきっと見落とすだろう。

如何にも、曲輪と見える平坦地があり、1.5mくらいの段差を上ると石の祠があり、その向こうに綺麗な二等三角点が鎮座していた。


《山頂》


かなり広い平坦地があり、石の祠は諏訪大明神、右側面には「文化四年九月吉日」、左側面は読めなかった。この作りの石祠は「須の宮」で初めて見たが、ここの麓でも見た。これで3ツ目だが、恵南独特のものなのだろうか。

三角点 山頂風景
三角点 山頂風景
諏訪大明神の祠 段差
諏訪大明神の祠 段差と曲輪跡?

『東濃の山』によれば、諏訪が峰砦跡と呼ばれ、明智城攻防の折の信長方の砦跡だという。


《下山》

下りかけて、すぐに迷ってしまった。また、南東の尾根を下ろうと思ったが遠回りになるのでヤメにした。
民家が見える頃、別の尾根に入ったようで右手の植林越しに春日神社が見えた。

誰も来ない車道を300mほど歩き、車に戻った。



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