萱原


三等三角点萱原 629.5m 七宗町 2012年2月8日 地形図「金山

                                  前回の記録 

【登り】コース地図

P9:20−巡視路入口9:40

   −巡視路と分かれる10:10

   −支尾根出合10:40−萱原11:05

【下り】

萱原11:30−15番鉄塔12:45

          −P13:35


《登り》

細尾谷林道入口に車を置き、林道を歩き、15番鉄塔への巡視路に入る。

丸木橋を渡り左岸を行くとすぐに右岸に渡る。谷が二俣に
なり、右俣には滝があり、左俣は枯れ滝が続く。

斜面を登ると左俣の源頭部を渡り、道なりに行くと巡視路は右俣を渡るようだが、谷の右岸には踏み跡があるのでこれに入った。

植林が終わり、気持ちの良い疎林になると炭焼きの跡が
2つ並んでいる、とその先に踏み跡はなくなった。なるべく谷に近い所を登るとまた炭焼きの跡があった。

この上からは岩混じりの急斜面が始まり、何時もの潅木のヤブが待っていた。この潅木は枝が絡み合い登り辛いが何の木なのだろう。

どうにか尾根に上がるとこの前見た木製の古い測量点があった。まあ良い勘をしていたということだ。
すぐに標高点604mの南で尾根に出合った。これで一つ目の間違い個所は確認。ボツボツ歩いて点名萱原の標石にタッチ。

ヤブの途中から稜線を見る 国有林にあるものと同じ標柱
ヤブの途中から稜線を見る 国有林にあるものと同じ標柱


《山頂にて》

今日も寒い。雪がちらついているし、風もある。風を避けて東の斜面に下りると航空測量の標識が捨ててあった。
寒い寒いとは言っても、ヒカゲツツジのつぼみは確実に大きくなっている。


《下り・道迷い個所》
詳細地図
「A」の西向きの尾根は確認済み。分岐を南東に下ると以前間違って下った個所に来た。「B」は尾根上だが岩のガケになる。(これを下った人もいるようだ)

そして、左に曲がり、直進すると急な斜面で行き止まり。
これが「C」。

Bのガケを巻く。そして165歩約80m先に中電の標示板のアングルがあった。但し、標示板は割れてなくなっていた。

これで、前回の地図のB・Cの位置は間違っていたと確認できた。


《下り・またか》

道迷い個所も特定できルンルン気分で15番鉄塔まで来た。所が辺りの木の枝にビニール紐が3ヶ所つけてある。もしや、またか、といや〜な気分になったが、まさかと思い先へ行くと「もしや」の勘は的中した。

馬鹿な またか
馬鹿な またか

四等三角点川浦で見たのと同じあの無秩序なビニール紐が2〜3m間隔で延々と続いている。こんな名もない里山に来る人間の中に、これ程の馬鹿が2人もいるとは思えない。きっと同じ輩に違いないと確信した。

不愉快な思いを抱きながらも人はマーカーに従ってしまう。下りた先は中電の敷地境界だった。



美濃一人山名録2012萱原