廿屋回廊

上廿屋から望む点名川浦
上廿屋から望む点名川浦(奥の峰)


三等三角点平木山 544.4m  地蔵山(四等三角点川浦) 508.6m 

               美濃加茂市 2012年1月29日 地形図「金山

                                前回の記録へ

【時間】
コース地図
御殿山キャンプ場8:30
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登り口9:00
  |
平木山9:40
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奥山自然遊歩道出合
   10:10
  |
取付き10:50
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三角点川浦11:40
  〜12:05
  |
23番鉄塔12:15
  |
廃林道出合12:40・
  12:50
  |
車道出合13:05
  |
御殿山キャンプ場13:15


《平木山まで》

今回は御殿山キャンプ場の駐車場に車を置いた。
今日は風があり、結構冷える。

歩き始めて20分くらいでようやく日陰から抜け出した。林道からは意外に急な登り道。尾根道では北から吹き上げる風が冷たく、寒さに震えた。そして、5日ぶりの平木山山頂で、本日の出発地点。

《取付きまで》

道なりに下るとすぐに石仏が鎮座している。なぜこんな場所に祭ってあるのか。峠道でもないし、参道でもないし、不思議なお地蔵さまだ。

しばらくは黄色のビニールテープが巻いてあったが、それも無くなるとわりと濃い小潅木のヤブが待っていた。途中の岩場からは納古山が見え一息つけるがまだヤブは続く。

山頂下の石仏 納古山
山頂下の石仏 納古山

ヤブを抜けると暖かい疎林に変わった。奥山自然遊歩道出合うと小さな流れがあり、良い感じの遊歩道を行く。すると林道の終点に着いたが、これは水無瀬林道から分かれた短い作業道だった。植林の中を登って行くとさっきの登り口に戻って来た。

水無瀬林道を行くとすぐに、本当にお久しぶりの記念碑があり、あの懐かしい東屋は健在だった。

取付きを探して進むが地形図に記載のある枝林道が何所にも無い。(帰宅後、インターネットの地図で調べると、この枝林道は水無瀬林道にはつながっていなかった。)
その内に尾根を回り込んだが、その先端には取り付ける個所はなく、少し戻って鉄のハシゴから取り付いた。

林道から平木山を見る ハシゴ
林道から平木山を見る ハシゴ


《点名川浦まで》

ハシゴを登ると、すべり落ちそうな植林の急斜面になった。何とか潅木につかまり、ようやく尾根に乗ると、2・3年前に切開いた感じの尾根道がある。植林は無くなり、手の入っていない林の中の道は気分が良いし、何よりも歩きやすい。

所々に消火用のバケツが置いてあり、また、岩場には展望の為の切開きもある。申し分のない尾根道を行くと何時の間にか標高点514mを通過したようで鞍部に来ていた。
あと一登りで点名川浦に到着。反射板の下でお昼にした。
(川浦は地名ではカワウラだが、点の記ではカワハラとルビが振ってある)

鳩吹山の向こうにはツインタワーが望まれ、伊吹山の前には池田山が横たわっている。我が高社山は小さな小さな出っ張りでしかない。今日は良い天気。

点名川浦 本日は晴天なり
 点名川浦  本日は晴天なり


《廃林道出合まで》

下山しようと反射板の前の石段を下りると黄色いビニール紐がつけてある。
いや、つけてあると言うより何と言えば良いのか、2・3m間隔で延々とつながっている。道ははっきりしているし、私有林の境界杭もある。
その内に白に変わった。きっと白が無くなり黄色になったのだろう。

如何なる神経の持ち主か 如何なる神経の持ち主か
なぜ どうして


「ちょっと、ちょっと」と幾度も繰り返しながら鞍部まで下った。しまった、点の記にあるルートを探すのを忘れていた。かくかく左様にあほらしい。

23番鉄塔に行くと高賀山群、その横には平家岳が見える。今日は視界が良いようだ。

鞍部まで戻り小さな尾根を下ると、林道の終点に下りた。林道で下るのも面白くないと尾根を下ったが、植林が終わるとヤブになる。こんな所でヤブは御免と引返し、林道を下った。

《キャンプ場まで》

廃道になった林道を下ると巡視路の標示板があり、22番と23番の標示がある。と言う事は僕の下った尾根は巡視路ではなかったのか、巡視路を見上げると、白いビニール紐がまた延々と続いていた。

林道に入口には「地蔵山 ふれあい体験の??」の看板があった。地蔵山とは点名川浦か標高点464mの山か、どちらなのか確かめなければ。

「ふれあい体験の??」 上廿屋から23番鉄塔を見る
 「ふれあい体験の??」 上廿屋から23番鉄塔を見る

そして、キャンプ場に戻った。これで廿屋回廊はつながった。


《追記》

土岐市在住の方が上廿屋で三角点川浦の山が「地蔵山」との山名を採取されました。
よって点名川浦は地蔵山とし、山名拾遺に加え、美濃の山一覧を変更する。 2012/2/21



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