四等三角点外洞 414.9m 関市上之保 2024年3月27日(水) 五万図「金山」 津保川沿いの小樽から少合へ行くには、険しい谷川沿いの道より山越えをした方が楽に思える。峠道が残っているかどうか分からないが小樽/田尻谷/少合の峠道を歩いてみよう。 |
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「県域統合型GISぎふ」の基本地図五千図を使用しました。 |
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《時間》 P 09:40 ↓ 三角点外洞 10:20 ↓ 田尻谷出合 10:35 ↓ 田尻谷/少合の峠 10:55(→引き返し) ↓ 田尻谷/少合の峠 11:05〜11:15 ↓ P 12:20 |
駐車場所付近から見る18番鉄塔 |
《尾根道》 車はヘアピンカーブのテッペンの広い路肩に置いた。少し戻って階段のある所から取付いた。すぐにイノシシが掘り返した跡があり踏み跡は不鮮明に。見当を付けて登ると石碑があり、階段はこれの為だった。そこからは岩場を登って尾根に立った。 |
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階段 | 石碑(何か彫られているが読めない) |
津保川に削られた岩の尾根は巾1m、津保川は真下に見えた。 |
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尾根 | 津保川 |
尾根は意外に急斜面。小和田からの尾根が合流する辺りには10mmぐらいのアルミパイプとリボンフィダーが落ちていて、かなり昔ここにはVHFのアンテナが立っていたようだ。そして18番鉄塔。 |
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アンテナエレメント | 18番鉄塔 |
ここからは巡視路。綺麗な尾根道を行く。三角点外洞は訪れる人もないのかヤブの中。回りを綺麗にして記念撮影。 | |
四等三角点外洞 | |
《田尻谷へ》 ほとんど真っすぐに樹脂製の階段が続き、小樽/田尻谷の峠に下りた。期待はしていなかったが、本当に何もない。ただ馬が休めるくらいの平地があった。 小樽へ下る道があることを確認して、田尻谷へ下る。何んとここで人が登ってくる。てっきり地元民かと思ったら鉄塔保守の方だった。そして田尻谷。 |
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峠道の入口 | 田尻谷 |
《田尻谷/少合の峠道》 奥の民家の前から入山。すぐに車止めがあり、林道終点からははっきりした道が続き峠に立った。勿論何にもない。 |
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林道入口 | 看板は「上之保村役場」 |
多少時間があるので少合へ行ける所まで行こうと決めた。峠直下の緩斜面には石積みがあり、畑地の跡のようだ。左手から谷が合流すると歩ける所は谷芯のみ。それも倒木だらけ。ここでギブアップ。 |
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峠下の石積み | 谷芯も行き止まり |
《小樽へ》 峠で休憩後、往路を戻った。 |
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峠の標柱「上之保村有林境界」 | 田尻谷支沢のフキノトウ |
巡視路を登り、小樽/田尻谷の峠に戻ってきた。ここから小樽までは未知の峠道。もし通行不能ならば制限時間オーバーで嫌なことになる。 左山で下る。100m程の所に石仏が。「左ハ」は読めないが「右ハ杉(木に久)洞」。神渕の杉洞か。えらく遠い所が刻まれている。道跡は完全にヤブになっていた。 そこから右山になり、谷に出合うと広い棚田跡。畦道を下って集落奥の神社の裏に出たが獣害フェンスと電気柵で行き止まり。 |
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石仏 | 神社裏の獣害フェンス |
ゲートを探すが下側にはない。上側はササヤブ。右往左往してやっとササヤブの中にゲートを見つけた。小樽集落内はソーット抜けて県道に出た。 《小樽北の難所》 山が川に迫ったこの難所には石造物が三つもあり、ここを過ぎると車が見えた。 |
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県道85号(奥が小樽集落) | 難所の石造物 |
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