三等三角点井洞 388.1m 関市中之保 2023年3月14日(火) 5万図「金山」 下見をした折、戸丁と柳瀬をつなぐ市道のテッペンにあるドコモ基地局の横に道が登っていた。それでここから登り、三角点井洞を通過して柳瀬谷に下り、ついでに八大龍王神を見るつもりでいた。 しかし、三角点井洞の東200mにある尾根の分岐点は分かりにくそう。間違って谷に下ると事故るかも。それで反対回りにすることにした。 |
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《八大龍王神の案内板》 ストリートビューで見ると、柳瀬橋を渡り集落の入口にある案内板には「〇道入口まで1000米」とある。 この看板の位置から1000mというと柳瀬林道のほぼ終点になり、明らかにおかしい。 |
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ストリートビューの画像 | |
現地でこの案内板を見てみると、やはり「山道入口まで1000米」となっている。 1000mならば地形図のガケマークの谷の位置と合わないが、取りあえず三角点井洞を周回後に見に行くことにした。 |
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八大龍王神の案内板 | |
《時間》 P 09:30 ⇒ 三角点井洞 10:30 ⇒ (休憩15分) |
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⇒ CATVアンテナ 11:00 ⇒ P 11:35 | |
《三角点井洞へ》 林道入口の広いスペースに車を置き、林道を行く。すぐに墓地、そのすぐ先に八大龍王神の案内板があった。目盛りを書き込んだ地図を見ると集落入口の看板から600mの所にあたる。 更に進み、橋の所で獣害防止柵を通り、支谷に架かる橋を渡った所から尾根に取り付いた。 |
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墓地 | 八大龍王神の案内板 |
尾根の末端は何所でもきつい。踏み跡もなく先が思いやられる。ようやく平坦な尾根道になったが、また急な斜面が始まる。そして、小さなコブで尾根に出合、少し向きを変え登ると前方の空が明るくなった辺りからストックが邪魔なくらいの急斜面。転げ落ちない様に灌木のある所を登り、ようやく主尾根に乗った。 振り返っても今登って来たルートは全く見えない。この位置は絶対に特定できないだろう。 |
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平坦な尾根道 | 主尾根直下の急斜面 |
岩混じりの尾根を行くと見落としそうな三等三角点井洞。倒れていた国土地理院の杭を建てて記念撮影。ヤブを抜け少し先の岩場で町と殿村の集落を見ながら休憩した。 |
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三等三角点井洞 | 殿村・町の集落 |
《下山》 休憩場所から下って、少し登り返すと350mHのコブ。のどかな感じのいい雰囲気。このコブから5分くらい下った場所で踏み跡を探すことにした。 するとすぐにCATVのアンテナがあり、高そうなブースターに接続してあり現役バリバリだ。 |
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CATVアンテナ | CATVブースター |
50m程先にもまた共聴アンテナがあったが、こちらは現役ではなさそうだ。 |
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アンテナ群 | アンプは錆びてる |
この辺りで道跡を探すが見付からない。代わりにケーブルの露出個所を見付け、これに沿って進むと北西の尾根を下っているようだ。時々地表に現れるケーブルを追って行く。 民家の屋根が見える辺りで尾根を外したようでトラバース気味に下ると市道が見え、地中から出て来たケーブル類が柱に繋がっていた。 |
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CATVの柱 | ブースター類 |
市道から林道入口に戻り、八大龍王神に向かう為、車を墓地に移動させた。 |
墓地には軽トラが止まっていてご婦人がおられた。明らかに警戒されている。「入口にあった車の人」「今朝から置いてあったけど」「なかなか車から降りて来ないのでなんだろーて」「以前林道の奥に不法投棄があって」 そう言えば、林道の入口に着いた時、犬を散歩させてる人がいた。車の中でおやつを食べているとずーとこちらを見てたあの人だ。行動調査には素直に応じ、約15分笑顔で聴取に答えた。そして駐車の許可を頂き八大龍王神へ向かった。 (この方曰く、ここの龍神さまはおがせ池から分祀したとのこと。) |
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《時間》 墓地 11:55 ↓ 八大龍王神付近 12:10〜12:20 ↓ 墓地 12:35 |
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橋の手前と向こう岸で柵を開け参道に入った。登り口には「八大龍王山登〇」の石碑。沢沿いを行くとすぐに道標があった。 「左ハ八大龍王山大滝(?)、右ハ○○みち」とあり、右の行き先が気になるが流石に入る元気はない。 |
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八大龍王山登〇の石碑 | 道標 |
急な参道を登り詰めると立派な「大滝」が、とはならず。昨日美濃加茂の降水量は4.5mm、流域面積1haくらいでは全く水は無かった。 ただ落差は凄い。また、木の根っこをつかんで登った東側にはオーバーハングした断崖が、足がすくんだ。 霊神碑が10基、古峯神社の石碑が1基あった。 |
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大滝 (合成したら迫力がなくなった) |
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ガケ |
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古峯神社の石碑 |
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石碑群 | |
墓地に戻るとおばさんの軽トラはなくなっていた。きっと家の中からこの車が出て行くのを見ているのだろう。 |
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