三等三角点石山 七宗町神淵 2022年4月30日(土) 五万図「金山」 | |
《三等三角点石山について》 『点の記』には 神渕村字追分ヨリ麻生エ通スルノ通路ヲ行ッテ 四丁左折(東折)橋ヲ渡リテ直チニ樵路ヲ 登ルテ五丁ニシテ本点ニ達ス となっている。 「追分橋付近から400mで左折(東へ)、橋を渡って、すぐに杣道を500m登ると三角点」 とするとこれに該当する道が全く無い。 旧道の曲がり角付近から先の道は耕地整理でなくなった? 古い地形図に有る峠道は神渕川の橋を渡った先にある? (注:峠道は神渕川左岸に出合った続きが描かれていない。) |
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兎に角、三角点石山を見に行こう。コースは運動を兼ねて中根峠からとした。 | |
《時間》 P 09:35 ↓ 追分/寺洞の峠付近 10:00〜10:10 ↓ 森下橋北詰 10:30 ↓ 三角点石山 11:15 ↓ (休憩10分) ↓ P 12:10 |
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《中根峠》 中根峠は『七宗御留山境界絵図』では「中子峠」となっている。 万場から葉津に向かう町道中根線を走り峠へ。万場側の取り付きはかなりの急斜面。予定通り葉津側の路肩に車を置き、葉津側の尾根の先端から取り付いた。 |
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中根峠(万場側から) | 擁壁の上の名号碑 |
《林道歩き》 峠を通過する車から見られない様に15mH程を一息で登った。林道に出合い、分岐を確認しながら進む。林道入口からの道は割と綺麗だったが全線もほぼ廃道状態。 峠手前の分岐から注意して歩くと、すぐに次の分岐になったが峠らしい所がない。地形を見るとこの分岐点が峠だった。まず寺洞側の踏み跡を下ると林道を視認したので引き返した。 さて、追分側の痕跡を探すがただのヤブにしか見えない。2・3回行き来さてようやく段になった道跡らしき個所を発見。ヤブを分けてこれを下ると道跡と確認できた。 |
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林道分岐(峠の位置) | 林道下の道跡 |
《追分への峠道》 道は尾根状の箇所をジグザグに下り、谷の合流点からは谷沿い、次の谷の合流点からはほぼ水平に右山で道が付けられている。崩れた杣小屋を通過すると谷から30mH以上離れている。 尾根の先端を巻くようになると下りだし、次の谷を渡る箇所には丸太橋が架けてあった。更に下り、神渕川の段丘になるとササヤブになり草原を抜けると民家が見え、森下橋の北詰に出た。 |
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丸太橋 | 町道出合 |
《三等三角点石山》 峠道を戻り、林道に上がった。カーブの形状を確認しながら進んだが現在位置を見失ない、分岐まで行くことにした。 分岐から高い方を目指すと鞍部に道があり、左山で下っていた。その道の続きで尾根に乗り、三角点石山に出合った。どんなに岩っぽい所かと思っていたが、だだの土山だった。 |
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《戻り》 道の続きが尾根を越えているかもと思い、尾根を東進したが何もなかった。 中根峠への下りは万場側の尾根が綺麗に見えたので入ってみたが、見るのと歩くのでは大違い、ヤブっぽく、町道のへ下りは急斜面だった。 《結果》 追分/寺洞の峠道は神渕川を渡ることなく、左岸から追分の集落に入り、『点の記』のルートは見付からなかった。 石山辺りにはギンリョウソウが出ていたので、今シーズンの里のヤブはこれでおしまい。 |
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我が家の日の丸(2022/5/3憲法記念日) | |
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