地理院図根点 賎ケ洞・山野内・月吉 土岐市・瑞浪市 2022年1月19日(水) 国土地理院の基準点成果等閲覧サービスを見ると、瑞浪・土岐の辺りに図根点が密集している。 (2年ほど前には「点の記」が閲覧できたが、今現在表示されない。) ノーマルタイヤで山地に行くのは無理なので、平地で幹線道路から近いこれ等の図根点を見に行くことにした。 |
|
図根点賎ケ洞 |
|
《時間》 P1 09:25 ↓ P1 09:35 P2 09:35 ↓ 図根点賎ケ洞 10:10 ↓ P2 10:35 |
|
《勘違い》 賤洞入口の道路分岐の路肩(上図P1)に車を置き、獣害防止フェンスを開けて廃道を進んでも田んぼから離れない。これは違うと判定、もう一方の道を行くと墓地で行き止まり。山側は全てササヤブ。 やっと気付いた、駐車場所が違っている。少し先の路肩(P2)に車を移動した。 《図根点賎ケ洞へ》 ササヤブを切り開いたような作業道を行くとぬかるみで終わた。少し戻ってササヤブの中の小径を登る。安心できるのは、ここの入山禁止期間は11月30日まで。この切り開きは東洞東の入会山と大堤の入会山の境界のようだ。 |
|
作業道 | 入山禁止の掲示板と小径(右側) |
割と明確な道を行くと三分岐した。この地点は東洞東と大堤と穴洞の入会の境だった。この分岐を登る方に進むとPPヒモで境界の印があったが、これが無くなると辺りは灌木のヤブ。 全く位置が分からないが、回りを見回すと少し高くなっている。尾根を東進して最初のコブだとすれば鞍部はほぼ東と推測してヤブを下る。沢に下りると左手20mに鞍部が見えた。 鞍部に登り高い方に進むと薄い踏み跡に出合い、右折。このコブのテッペンに図根点賎ケ洞はあった。 |
|
入会山の三分岐地点 | 図根点賎ケ洞 |
《戻り》 標石の写真を撮り、記憶が確かな内にと大急ぎで引き返したが、鞍部に下る地点を見過ごしてヤブで溺れかけた。 (リックを持たずに歩いたので紙テープがなく、えらい目にあった。) 図根点山野内 |
|
19号の旧道に入り、山野内第一公民館に車を置かせてもらった。 《時間》 山野内第一公民館 10:50 ↓ 図根点山野内 11:20 ↓ 明白寺 11:40〜11:50 ↓ 山野内第一公民館 12:05 |
|
吉備神社に参拝して、本殿の右手後から道に出た。この道は明白寺の参道のようだ。下石瑞浪線の21番鉄塔を通過する。次は秋葉神社、そして神社跡と見られる石積み、神式の墓所。明白寺に向かう道を分けて小径を行くと意味ありげな石積み。 22番を通過するとヤブの中にこちらに背を向けた石碑。ヤブを分け正面側に出ると道跡のような感じがする。道に戻り、更に進むと直角に曲がった。 |
|
神社の跡 | 何かの石碑、元禄九年とある |
さて、23番への分岐に来たが辺りは全く平坦、何所にあるのやら。ヤブの中を探し回るがない。地図を確かめると分岐より南に書き込みがある。少し戻って発見、保護石もちゃんと四個ある。引き返し、明白寺は向かった。 |
|
図根点山野内 | 明白寺へ向かう道 |
本殿前で休憩後、参道を下り旧19号に出た。 |
|
明白寺本殿 | 明白寺山門 |
19号線旧道を行くと旧旧道(下街道)の名残があり、公民館に戻った。 |
|
下街道 | 常夜灯 |
図根点月吉 |
|
《時間》 P 12:10 ↓ 図根点月吉 12:35 ↓ 市道出合 12:55 ↓ P 13:05 《行き》 瑞浪地科学研究館付近の広い路肩に車を置いた。そして建物裏手の土盛りをよじ登り、遊歩道の階段を登った。しかし、ここは入ってはダメだったようだ。 |
|
瑞浪地科学研究館裏の土盛り | 瑞浪地科学研究館裏の土盛り |
登るほどに階段は腐り、瑞浪竹折線5番鉄塔の広場には下りの階段に向かって「入っていかん」の看板があった。 |
|
腐った階段 | 「入るな」の看板 |
今更引き返しても手遅れなので尾根道を北上。4番を通過すると5番への巡視路が下っている。尾根道を直進すると標石が、瑞浪市の地籍図根三角点だった。更に進むと次のコブに青色テープを巻いた小枝が挿してある図根点月吉に着いた。 |
|
尾根道にはコンクリート杭があり 月吉と山野内の境界のようだ |
図根点月吉 |
《戻り》 瑞浪地科学研究館裏の土盛りは通れないので、瑞浪大井線5番鉄塔への巡視路から下ることにした。沢を横切る所から沢沿いに下れば何とかなるだろう。 下って行くとえらく快調。沢を渡る丸木橋があり、その先はササを切り開いた道、そして市道に出た。思いもしないラッキィ〜。市道を歩き車に戻った。 |
|
丸木橋 | 舗装道路が見えた |
《二等多角点15841》 行く気はないが、二等多角点15841の入口を見に行くと林道の入口はチェーンだけで入山禁止のプレートはなかった。 |
|
二等多角点15841への林道入口 | |
《追記》 帰宅後に気付いたが平成15年4月1日発行の数値地図25000(地図画像)には、これ等の図根点は三角点の地図記号で表記されていた。 |
|
美濃一人>山名録2022>地理院図根点 |