四等三角点木戸野 384.7m 関市富之保 2021年2月24日(水) 地形図「美濃」 |
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左は平成8年の点の記、水成集落北方の空き地から山道1時間。 右は平成21年の点の記、八滝ウッディランド内コテージ施設駐車場の地点から小径(幅約0.6m)約30分。 と云うことは、八滝から水成まで山越えできるのか。行ってみよう。 |
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《時間》 駐車場所 09:30 ↓ 三角点木戸野 10:15 ↓ 引き返す 10:40 ↓ 三角点木戸野 11:05〜11:15 ↓ 駐車場所 12:00 |
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《八滝ウッディランド》 管理事務所で駐車の許可を貰おうと思ったが留守で連絡先の電話番号が掲示されている。生憎、携帯何ぞという文明の利器は持っていない。 すると、重機の音が聞こえた。テント場を整備している人みえたのでお願いすると、「事務所の人が来たら言っとくから、そこらに置いていいよ。」との事。 でも一応、ウッディランドの敷地外の八滝稲荷の前に車を置かせて貰った。 園内を通り、奥のトイレの裏から尾根に取付いたが踏み跡は皆無。所が、少しの登った所に忘れられた氏神さまの石碑があった。 やっぱり八滝には祖父川の田んぼがあったようだ。人家もあったかもしれない。ならば水成へ山越えの道があったも不思議ではない。 |
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八滝稲荷 | 氏神の石碑 |
《三角点木戸野へ》 登るに連れてヤブが酷くなった。点の記のルートはここではないようだと我慢我慢。尾根の合流点でやっとヤブから開放された。そして四等三角点木戸野。味気の無い軽量標識。 |
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支尾根のヤブ | 四等三角点木戸野 |
《水成へ下る》 水成川と祖父川の分水尾根を東進し、点の記のルートを探す。最初の鞍部で水成側尾根から5mくらい下を見て回るが痕跡はない。コブまで行くと地籍調査の切り開きがあった。 真っすぐに下っていて、しかも地形図で見るよりも急斜面。行ける所まで行こうと下ったが60mH程下ってギブアップ。登りは左手に見えた植林に入ったが急傾斜でヤブ。これなら、さっきの切り開きで戻れば良かった。 |
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三角点東のコブ(踏み跡程度) | 地籍調査の切り開き |
《下山》 三角点で休憩後、往路を戻った。尾根の分岐で考えた。登りのヤブはイヤだし、植林の中なら多少はましかと真南へ下った。その内に尾根を外したようで、適当に下ると炭焼きの跡。例によってトラバース道があった。 これを行くと前方に岩の壁が続いている。と云うことはこれが南尾根で、下ってきたのは南東尾根だと気が付いた。結果オーライで、手入れのされた植林を下り平成祖父川林道に降り立った。 |
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落ち葉でフカフカの雑木林 | 岩尾根(末端付近) |
《H21年点の記のルート》 平成21年の点の記のルートは茶色の実線のようだが、八滝林道から尾根を横切り、沢を渡って支尾根を登るのは考えられない。 下山する時、ピンクのテープが付いている個所があった。てっきり林業関連のマーク(間伐等)と思っていたが、あれが赤の実線で三角点へのルートだったのかもしれな。 何れにしても八滝〜水成の山越えの道はなかった。 |
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美濃一人>山名録2021>四等三角点木戸野 |