高根山

高根山 757.0m 恵那市串原 2019年11月12日(火) 地形図「明智

戸中沢周回完全版へ

《高根山は》

2005年6月5日に、林道を歩き、鞍部から山頂に行き、下りは西側の道を歩き、途中の尾根から林道に下っている。なぜ今回高根山か。もしヒザが危なくなっても林道に下れば何とかなると思ったから。

また思い返すと旧串原村は3度しか行っていない。高根山と高戸山と縁者の納骨の3度。旧上矢作町には数え切れないくらい行っているのに、不思議と縁の薄い村だ。

高根山の地図
《時間》

P 10:10
  ↓
林道戸中沢線出合
11:45
  ↓
高根山山頂
12:05〜12:15
  ↓
A地点 12:55
  ↓
P 13:30


(かなり大目に見積もったのに、その時間通りだった。ガッカリ!)
 

《登り》

ダブルストックを用意し、林道入口から斜面に取り付く。杭はあるが人の歩いた気配はない。斜面を登りきると串原国有林の境界になった。

見ると標石がデッカイ。もしかしてと、周りを掘ると「御料局三角点」(点名は平山696.6m:2019/12/21追記)だった。

林道戸中沢線入口 御料局三角点
林道戸中沢線入口 御料局三角点(点名平山)

国有林内には杭の類は全くないし、踏み跡も皆無。P752mでも迷うことなく鞍部を通りコブに乗ると北側の国有林界になった。「界133」は大きい割に普通の宮標石だった。

ここから国有林界を進むと思ったが向きが違う。コンパスを合わせて西進。ヤブを行くと右手に尾根が見え、斜面を横切って尾根に乗った。

戸中沢に下る国有林界 右手に見える正規の尾根
戸中沢に下る国有林界 右手に見える正規の尾根

鞍部を横切る林道に出合い、一登りで山頂に到着。

林道戸中沢線出合 高根山山頂
林道戸中沢線出合 高根山山頂


《下り》

今日は薄着で寒く早々に歩き始めると山頂丘の下に道がある。すぐに道は稜線から離れたが念の為稜線を行くと鞍部で道と合流し、巻き道と確認。その内に道は西向きに谷を下り出した。

道を離れてコブに登った。このコブ(地図のA点)からの下りは、昨晩地形図を見て難しいと思っていたが意外と簡単に尾根に乗れた。

順調に下った。ある小さなコブの所で少し考えた。南に顕著な尾根、南東には小さな尾根。ここはB地点と認識して南東の小さな尾根を下った。所が急斜面で谷底が見える。「間違った」と気付いたがもう遅い。何所をどう下っても舗装道路に出合うと強引に下る。

車道が見えるがヤブで下りられず、登り返して沢の左岸からヤブを分けて車道に下りた。場所を確認すると県道403からの分岐する道の最初の沢の所だった。と云う事はやっぱりA地点で乗る尾根を間違え、更にC地点をB地点と勘違いしたと理解した。

こんな感じの道がある A地点のコブ
こんな感じの道がある A地点のコブ

車道を行くとリンドウが咲いている。尾根を間違わなかったら見ることがなかったと気を取り直した。でも地形図パズルが解けなかったのは残念だ。

♪♪「りんりん りんどうは こむらさき」
と覚えているワンフレーズを口ずさみながら車に戻った。

帰路は上矢作に抜け、岩村を通り飯高観音にお参りし、千体観音開眼供養の際に頂いたお札をお返しした。(生前整理の一環)
りんどう


《後記》

半月板損傷でもう山は歩けないかと思ったがダブルストックで何とか歩けた。今回の間違った斜面の傾斜は45°と地形図で計算できたが、この急な斜面を下れたのだから「よし」としよう。

しかし、長時間歩けなくなり、今回は半月板損傷。だんだん歩ける山が少なくなってゆく。


《後記 その2》


左の地理院地図では意味不明の等高線が描かれている。
もし、すっきりしたGooの地図で歩いていたら地形図パズルは正解していたかもしれない。



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