立野橋から見る花無山 | |
花無山 701.7m 恵那市東野 2019年2月2日(土) 地形図「恵那」 《花無山について》 2004年4月に花無山林道の終点から山頂北側の小道を歩き、2つのコブに惑わされながら登った記憶がある。 最近、「御岳がみえる里山」さんのページで西行の歌碑あると知った。これは見ておこう。 |
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《時間》 ゲート前 09:55 ↓ 四等三角点花無東 10:30 ↓ 花無山山頂 10:50〜11:00 ↓ 笹刈林道出合 11:35 ↓ 西行の歌碑 11:50 ↓ 四等三角点花無西 12:15 ↓ ゲート前 12:45 |
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《四等三角点花無東まで》 以前グランドだった場所は火葬場と民営の斎場になっている。その少し先のゲートの前に車を置いた。花無山林道を行き、花無山東線に入る。 意外にも4・5cmの積雪があり、イノシシやタヌキの足跡を楽しみながら林道終点に着いた。所が標石がない。靴で雪を払ってみるが出てくるのは枯草ばかりだ。 帰宅後に点の記を見ると上面舗装となっているが、四角いコンクリートの枠もなかったと思う。雪の下になっていて見落としたかもしれないが。 |
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花無山東林道 | 四等三角点花無東付近。 |
《花無山へ》 山頂北側の作業道に入る。樹間からは保古山のアンテナ群や恵那山も見えるが絵が続かないのが残念だ。 やっぱりこの作業道は前回歩いた小道だ。それを切り開いて作業道にしたようだ。歩きやすそうな所から入ったが、間伐木に枝打ちされた枝が散乱している。山頂丘は綺麗なヒノキ林で、前回の薄暗い雰囲気は全くない。 |
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山頂風景 | 三等三角点花無 |
《西行の歌碑へ》 三角点からコンパスを北西にセットして、ヒサカキのヤブを避けながら進むと、何かの切り開きがあった。でも、そこは歩きにくくて、植林の中を下るとほぼ林道の終点に出た。ここから鞍部に下ろうとしたが何やらトゲのある灌木があり、入る気がしない。 100mほど南にヤブの薄い所があり鞍部に下りられた。 |
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切り開き | 鞍部 |
コブには登らずに谷と尾根の間を進むと階段状の平地がある。さして気に留めず進むと明らかな道に出合った。 さして気に留めずにこの道を進んだが尾根の手前でヤブになり、あきらめて下に見える笹刈林道に下りた。 |
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道の出合から上を見る | 道の出合から下り |
尾根を回り込み、谷を過ぎると次の尾根に案内標識があり、「西行の歌碑、左斜面を下る150m」とある。指示の通りに進むと倒木に埋もれた掘れ道があり、間違ったかと思う頃に歌碑があった。 |
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道跡 | 西行の歌碑 |
《4等三角点花無西へ》 戻りは尾根上を登る。花無北にもご挨拶と思ったが、花無東みたいに見付からないと面白くないので花無西に向かった。 笹刈林道に出合った地点の次の尾根に小道があり、これを行くとヤブの中に標石があった。有って当たり前だが何だかうれしい。 |
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尾根の小道 | 四等三角点花無西 |
林道を1kmほど歩き、ゲートに戻った。 《帰宅後》 帰宅後、お風呂に浸かりながら、ハタと気が付いた。 鞍部南の階段状の平地が耕作地(田か畑かは未確認)ならば、笹刈林道を挟んで道がつながっていて、人の往来があったことになる。それで古い地形図を見てみた。 |
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今の地形図では、どうしても林道主体で見てしまうが、古い地形図だと道筋が何となく見えてきた。これなら歌碑がそこにある理由が分かる気がする。 歌碑から下ると今は国道257のループの所で行き止まりになりそうだ。 また、点名花無西から西進すると法面の一番高い所に出る。行かなくて良かった。 《次の課題》 八坂神社から花無北に登り、歌碑から下ってみよう。うまく行けば宮窪川のえん堤工事の作業道に下りられそうに思える。 (ダメだったら・・。登り返す体力はない。) |
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花無山第二章《山奥の棚田への古道探し》へリンク |
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美濃一人>山名録2019>花無山 |
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