兼平ダム堰堤から見る四等三角点兼平の峰 | |
四等三角点兼平 709.6m 四等三角点馬場山田 765.4m 恵那市山岡町 2018年11月14日(水) 地形図「恵那」 |
|
《第一候補の難所の下見》 岩村の国道257号の岩村城の登り口に車を置いて三角点水晶〜水晶山〜三角点水晶山。そこから木ノ実峠に向かい、中間地点付近から中火道川に沿った林道に下り、木ノ実トンネルの北口に登り、周回しようと思った。 右地図の交点で国道に戻れないと+2kmの車道歩きになり、制限時間4時間をゆうに超える。トンネル北口をストリートビューで見ると、とても踏み跡があるように見えない。それで現地の確認に行った。 |
|
一目見て「これは無理」と思った。10年前ならここを下って反時計回りに周回するかもしれないが、今では根性がない。 |
|
木の実トンネル北口 | 林道を見下ろす |
あきらめて今日の本当の目的地、飯高観音に向かった。 すると、岩村の駐車場前の横断歩道を大勢の人が渡っている。駐車場を見ると平日にも関わらず観光バスが2台。「半分、青い。」効果だろう。 ドラマは前半面白かったが百均編から見るのをヤメた。架空の東美濃市のふくろう商店街が舞台だそうな。 話は飛ぶが::ナンバープレートを「東美濃」に変更する案件が消滅した。なぜ「東美濃」にすると観光振興になるのか今でも分からない。なぜ「東濃」でいけないのか?? 少なくとも自分は、県外を走るのは春日井市の潮見坂墓地に行くくらいで観光振興に全く貢献しない。 |
|
【時間】 駐車場所 10:40 ↓ 四等三角点兼平 11:00 ↓ (テッペンで休憩10分) ↓ 車道出合 11:55 ↓ 四等三角点馬場山田 12:05 ↓ 駐車場所 12:30 |
|
《四等三角点兼平へ》 岩村交番の横から飯高観音に向かったが初めての道で狭い道をグルグル。ようやく参詣を済ませて第2候補の兼平ダムへ向かう。 えん堤から少し先にチェーンを掛けた廃道があり、その入口付近に車を置いた。 萱の茂る廃道を200mも行くと右手の法面が切れて広場があった。「蝶の森」の看板は傾き、草ボウボウ。谷沿いの道に入ったが砂防ダムで終わった。仕方なく、法面の終わりから取り付いた。 |
|
廃道 | 砂防ダム作業道 |
ヤブを抜けて、法面の上に出ると意外と良い感じの尾根になった。花崗岩質で尾根は細く、登り代100mに満たない山とは思えない格好の良さだ。 そして三角点。標石は地形図通りの場所にあり、「点の記」の記載は間違っていた。 |
|
四等三角点兼平 | 点の記(赤三角が正解) |
《四等三角点馬場山田へ》 ササの枯れた尾根を行く。兼平のテッペンには鳥屋の跡が残っていて、入口の横には松の大木が立っていた。 |
|
枯れたササの道 | 松の大木 |
鞍部から先は手入れされた桧林になり、踏み跡も明確になった。「次のコブで右折」と気を引き締めた。さて、分岐と思われる所で方位を確認し尾根を下ると急斜面になった。方位は全く違っている。小さいコブに騙された。 南下すると道らしくなり、車道北側の突起は左を巻いて舗装道路に出合った。対面は20年生くらいの植林で、20mくらい上は雑木林になていて入る気がしない。少し下って3・40年生くらいの手入れの良い植林の中を直登して、テッペンに着いたが標石は完全に埋もれていた。 |
|
四等三角点馬場山田 | |
《駐車場所へ》 西へ進み、下り始めるが北西向きの2本あるどちらの尾根が、林道と舗装道路の交点に出るか地形図から読めない。気分で右に入る。地形図にない最後の支支支尾根を間違ったようで交点の50m奥で林道に出合った。 標高差140mの山歩きだったが、それなりに間違い、それなりに面白かった。 |
|
美濃一人>山名録2018>四等三角点兼平・馬場山田 |
|