大船権現山

八百津トンネル北口から見る権現山
八百津トンネル北口から見る権現山


大船権現山 四等三角点蛇ヶ谷(天神山) 四等三角点北山


         八百津町 2018年2月23日(金) 地形図「金山

地図
【時間】

権現林道駐車場所
 09:25
  ↓
四等三角点天神
 09:55
  ↓
大船権現山
 11:00〜11:15
  ↓
反射板 11:30
  ↓
林道出合 11:55
  ↓
P 12:05



四等三角点北山
 所要時間 10分


《四等三角点蛇ヶ谷まで》

赤薙から北山、北山公民館前から権現林道に入る。1500m先で林道の分岐を確認、ここからあるであろう鞍部に向かう道を探すと意外と簡単に見つかった。引き返して、林道分岐付近に車を置いた。

谷に沿って50mも入ると「造林地」の看板があり、道は左右に分岐。当然右に入った。鞍部に出ると林道の終点がある。「吹畑官行造林」の看板があり、鞍部から南側が造林地になっている。

登り口 林道終点
登り口 林道終点

北へ入ると平坦な部分は植林だったが、登りになると薄いヤブ。踏み跡もなく枝を折って行くが途中でやめた。今まで小枝を折る目印が役に立ったことがない。

山頂には天明元年の天神さまの石碑と自然石が並んでいる。三角点は石碑の後の少し低い所にあり、灌木に「天神山」と書いた板が付けてあった。

天神さまの石碑 4等三角点蛇ヶ谷
天神さまの石碑 四等三角点蛇ヶ谷


《大船権現山まで》

コンパスを合わせて鞍部に戻り、良く手入れされた植林の中を登って行く。登りきると584mP。そろそろ地形図にある林道に出合うだろうと進んで行くが一向に林道がない。

そして岩尾根になり、突然展望が開けた。そう言えば赤薙で尾根の上に岩が見えていた。
また、切り口の新しい木があり、最近手入れされたようだ。

造林地 岩尾根からの展望
造林地 岩尾根からの展望(赤薙)


岩尾根からの展望
岩尾根からの展望(左は砥山)

雑木林になったり植林になったりするが林道には出合わない。平坦な尾根道で、どのあたりを歩いているのかさっぱり分からない。と、何時もの黄色の標示板があり、「権現山」と書いてある。反射板の標示板だ。(帰宅後、反射板の写真を見て気付いたが、中電ではなく関電だった。)

尾根道 関電の標示板
尾根道 関電の標示板

そして「、←神社・反射板→」の道標があり、2004年5月以来2度目の権現山山頂に着いた。三角点は神社の近くになく、ヤブの中の最高点にあった。

山頂風景 3等三角点八百津
山頂風景 3等三角点八百津

真新しい丸太のベンチに座ってお昼にする。
あれ、八百津橋が見えてる。右を見ると八百津トンネルも見えてる。と言うことは「向こうからも見えるんだ」と気が付いた。帰りには忘れずに必ず写真を撮ろう。

八百津橋 八百津トンネル北口
八百津橋 八百津トンネル北口


《反射板から下山》

道の分岐に下り、反射板の方に入る。道標にピンクのテープ、それにペイントマーク。これだけあればどんな人でも迷わないだろう。それにしても林道は何所にもない。そして、立派なフェンスに囲われた反射板に到着。ご丁寧に地図もある。

反射板 地図
反射板 地図

下りは標示板に従って下る。支尾根から谷を横切り、その谷の左岸から林道に出た。後は林道のカーブを確認しながら車に戻った。

さて、一等三角点(砥山)がすぐ近くにあるのに、何も四等三角点に寄る事もないとは思いつつ、天神さまに権現さま、あと1つ何か祀ってあるかもしれないと車を林道の入口まで戻し四等三角点北山に登った。
何にもなかった。

登山道の道標 4等三角点北山
登山道の道標 四等三角点北山


《帰路》

黒瀬湊(川神神社)の横に車を置いて、八百津橋の上から大船権現山を眺めた。

八百津橋から見る権現山 八百津橋西側から見る砥山
八百津橋から見る大船権現山
(左の山は四等三角点須賀)
八百津橋西側から見る砥山
(一等三角点久田見山)


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