金山町和田から見る高岡山(2005/8/16) |
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高岡山 603m 3等三角点祖父利 518.3m 下呂市金山町 2017年11月28日(火) 地形図「金山」 《高岡山》 2005年8月16日に少合峠から登っているので、このコースは却下。あの時、北斜面は皆伐され、植林されて日が浅かったが、その際の作業道がGoogleの航空写真に写っていた。 予定は、この作業道で高岡山、そこから市境を通って3等三角点祖父利へ。気力があれば尾根で白山神社へ下り、元気がなければ祖父利林道を下ることにする。 なお、3等三角点祖父利には「平岩山」という山名があると思うが未確認。 |
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【時間】 白山神社09:25 ↓ 高岡山10:35 ↓ 峠11:40 ↓ 鉱山跡 11:55〜12:05 ↓ 林道終点12:25 ↓ 3等三角点祖父利12:45 ↓ 祖父利林道終点12:55 ↓ 白山神社13:25 |
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《高岡山へ》 白山神社に車を置き、鹿通(しかど)に入る。別荘風の建物の横から作業道に続く林道に入るが、ほとんど使われていないようだ。作業道は上部になるとヘアピンカーブの上段の法面から崩れ、下段の路面を押し流している。 治山目的もあろう植林が山を崩壊させている。崩れた個所は灌木どころか草も生えていない。大丈夫だろうか。下段の路面はないので直登で上段の路面まで這い上がった。 作業道の終点から尾根を直登し、山頂丘の東の端に登った。ヤブを分けて山名標のある所に着いたが最高点より少し低かった。 |
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2005年山頂から(植林して4・5年か) | 現在(ほぼ同じ方角) |
2005年の展望 |
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《4等三角点大地ヶ洞》 設置は2002年だそうだが、当時は「数値地図25000」(平成15年発行)で山を歩いていため記載がなく、ここに三角点があることを知らなかった。 今回、初めての対面だが保護石もなく、訪れる人もなさそうだ。ここから境界を目指すが、完全にヤブ。北へ迂回して境界に戻った。 |
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《鹿通(?)林道出合まで》 急斜面を下り、作業道のヘアピンの先に2回出合い、まばらにある杭が目印になる。この辺りにも「菅山」「菅田山」の標識があり、菅田笹洞・菅田桐洞の周辺を完全にカバーしているようだ。 「コブを横目に左カーブ」はクリアー。「コブのてっぺんで北進」になかなか出合わない。境界杭は続いているが、振り返ると鞍部が遥か後方に見える。引き返すと沢状の所を境界杭が下っていた。そして、陰気な林道の峠に下りた。 もう、お昼だけどこのまま境界を進んでもヤブだろうし、林道は日陰だし・・・・・ 根気がなくなり林道で休憩場所を探すことにした。 |
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太い桧と細い桧の間が市境 | 林道の峠 |
《お昼》 林道の分岐点は日差しがあったが、更にいい場所を探して進んだ。すると分岐があり、そこにはコンベアーやホッパーが一体になったものがあり、その横には階段状の沈殿槽のようなものもある。 |
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何かの機械 | 沈殿槽? |
本道に広い場所があり、日陰ではあるがお昼にした。休憩後、歩きだすと少し先に坑口が2つあった。 |
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坑口 | 坑口 |
帰宅後に調べるとホタル石を採掘していたらしい。昭和47・8年に閉山とある。 |
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《3等三角点祖父利へ》 北進すると分岐になり、あまり考えずに本道に見えた左に入ったがすぐに行き止まり。引き返して右の分岐を行く。 (林道は地理院地図レベル16では市境を越えているがレベル17では手前で終点になっている。) レベル16の地形図を携行しているので、突然終点になり少々あわてたが、取りあえず踏み跡に入り北へ。尾根上を行くと道があり左山でお地蔵さまのおられる峠に着いた。上之保側にも明確な道があり、笹洞に向かってもう1本道が下っている。 北の斜面を登ると尾根は灌木のヤブ、足を取られながら2・30mで三角点に到着した。 |
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峠のお地蔵さま(宝暦十年とある) | 3等三角点祖父利 |
《帰路》 迷うことなく峠道を下る方を選んだ。下る峠道は登って来た道ではなく、如何にもメインに見えるもう一本の方。 でも、あっけなく祖父利林道の終点に降り立ち、結構長い林道歩きが待っていた。 白山神社付近の祖父利の入口にある石仏(右・観音菩薩)も宝暦と読めた。 |
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《後記》 足の調子もまあまあなのに、地図を見ながら歩く根気がなくなったようだ。 41号で白川口まで平均1時間。飛騨街道を行くと先日は1時間で杉洞口にいた。和良に行くときは飛騨街道の方が早そうだ。佐見川沿いはR41で、そこから先は飛騨街道にしよう。 |
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