大平山



4等三角点上本郷
 230.5m 大平山 380mくらい 4等三角点神田 347.1m
               美濃加茂市 2017年11月17日(金) 地形図「金山

《大平山について》

最近、地形図に山名が記載された新参の山。「s-ngm」さんのおすすめの山なので、「上本郷」「大平山」を参考にして行ってみた。また、いつも素通りしてきた正眼寺も一度見てみたかった。

地図【時間】

正眼寺駐車場
 08:50
  |
4等三角点上本郷
 09:20
  |
大平山
 11:00
  |
4等三角点神田
 11:10
  |
(お昼10分)
  |
星宮神社
 12:30
  |
正眼寺駐車場
 13:00

《正眼寺》

参拝者駐車場に車を置き、風格のある山門を入り、本堂にご挨拶。本尊は釈迦牟尼仏とあるが、諳んじているお経が他にないので、「延命十句観音経」をあげる。まあ、お怒りになることはあるまい。
駐車場に戻り、参道右手の車道に入り、堰堤先の家屋の横から気持ちの悪い道に入った。

参拝者駐車場 本堂
参拝者駐車場 本堂

《4等三角点上本郷へ》

すぐに鞍部になる。右折すると正眼寺の寺領を示す石柱が続き、岩に乗ると愛宕大明神の石碑。ここからは梨割山に突っ込む東海自動車道が見える。

愛宕大明神の石碑 梨割山
愛宕大明神の石碑 梨割山(右奥)

少し戻って見晴らしの良い岩尾根を行くと4等三角点上本郷に着くが、意外と遠く感じた。運動不足の今では、ここだけでも十分な気がした。

4等三角点上本郷 みのかも健康の森の山

《大平山へ》

三角点から戻りで気付いたが、これから歩く尾根が長々と伸びていて、大平山は結構遠く感じる。高社山しか歩いたことのない体力で周回できるか心配になった。

大平山
手前から奥に向かって今から歩く尾根、右奥が大平山。尾根が窪んだ向こうに高賀山群。

左山で座禅岩のコブを通過すると沢と道の区別がつかなくなり、一度シダのヤブで引き返した。どうにか尾根に乗ると美濃加茂市の地籍調査のクイとテープが道案内してくれる。くねくねの尾根だがそれなりに歩ける。

コシダの群生も気持ち悪いが、更に大きいシダも気持ち悪い。そして谷の源頭部になり、いよいよ登りになると思いきや、平坦な地形が続く。登りはあと80mHと計算。急斜面のヤブを80mH登れど、尾根が見えない。

実際は100mあった。家で確認すると、平坦地の位置を取り違えていた。尾根に乗り東に進むと、展望のいい岩場があり、お昼はここにしようと先を急いだ。そして、山頂。何もなく4等三角点神田を目指す。
結構なヤブを分け、廿屋の村が眼下に見えると三角点に到着。すぐにUターンした。

大平山山頂 4等三角点神田

《下山》

尾根上の刈り払いされた木々がやかましい。それを気にし過ぎたせいか、いつの間にか尾根の合流点を過ぎ、見晴らしのいい休憩予定場所を通過していた。s-ngmさんがお昼にされて場所に出合うだろうと思ったが、少し広く平坦な所があったのでお昼にした。約10分間。

そこから20m先に展望のいい岩場があり、これは残念だった。210mH辺りからは特徴のない斜面にると全面伐られた雑木が積み上がっていて、足の置き場も定まらない。植林ではないし、除伐ではなさそう。なんの為の刈り払いか?????

どうにかこうにか下ると今度は獣害防止ネットが張り巡らされている。いい具合に倒木がネットを押し下げている個所があり、ここを通過。その先には星宮神社があり、ここから舗装道路を歩き、駐車場に戻った。

刈り払いされた木々
刈り払いされた木々 獣害防止ネット

下山後から車中、帰宅後、両太ももがつり痛みが残っている。刈り払いされた木々を踏み越えたとはいえ、4時間程度歩いて、これではとても遠方また長時間の歩行は危ないかも。


《パノラマソフト》

久しぶりの山歩きでパノラマ画像を作ろうと思ったが、windows10にはWindows Live フォトギャラリーのパノラマ作成機能が無い。初期化する以前に何かパノラマソフトを入れた記憶があるが・・・・・

フリーソフトをいろいろ試した。
  1. Hugin:Webの解説で必要とされているPicasaが配信終了になっていて、出来なかった。
  2. NCH PhotoPad:これはひどい。まずフォルダー内のファイルを全て読み込まないと画像が指定できない。画像を合成できても時間が掛かる。それ以上にオーバーラップしている部分が4割(?)必要とか。
  3. PhotoFitFeel:これもオーバーラップ部分がかなり必要みたいだ。
  4. Microsof ICE:良いようだがインストールできなかった。(英語が分からない)
  5. AutoStitch:これはいい。簡単、早い、オーバーラップ部分は20%あればひっついてくれる、最高。上記の画像はこれを使用した。これにたどり着くまで半日掛かった。



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