蛭川地区和田から見る大博士 | |
大博士(三等三角点) 994.7m 中津川市蛭川 2016年5月29日(日) 地形図「付知」 |
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【時間】 遠ヶ根峠09:10−大博士10:20〜10:30−遠ヶ根峠11:30 《境界尾根》 コースの3分の1はわずかに踏み跡のある笹ヤブ。残り3分の2は植林の中と植林界。所々で作業道から間伐作業がされている。 境界標はあるが、古い境界標は石積みで白いペンキが塗ってある。三角点は2m程蛭川側に入っていて、一番近くの石にもペンキの跡が見える。 特に目を引いたのは峠道に見える道がた。蛭川側は道だったが、白川町側は網道にも見えた。更に大博士に向かう斜面の登り始めには明確な道が尾根を巻いて北に下っていた。 |
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こんな感じの笹原 | 三等三角点大博士 |
《遠ヶ根峠について》 『美濃の峠』、遠ヶ根峠の聞取調査の項には以下の記載がある。 ということは遠ヶ根峠は2ヶ所あったということになる。もしかすると、右地図の緑線のような峠道があり、これが新遠ヶ根なのかもしれない。 |
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《ついでに鹿遊》 2000年1月30日に行っているが、雪が降り始めて急いで下山した記憶がある。また、遠ヶ根峠からの林道は地道で、カローラでU字カーブまでは行けなかった。また、そのU字カーブのテッペンから入る林道はなかった。 こんなにヤブッポかったっけ。 U字カーブ11:45−鹿遊12:05−U字カーブ12:30 |
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白川町中新田から見る(2016/4/9) | |
《疑問》 調べてみると、丈右衛門新道はかかりき峠(879m)〜切越峠(866m)〜遠ヶ根峠(793m)〜蛭川峠(743m)付近を通り、中野方峠の北東900mにあった「丈衛門新道」の看板の所(715mくらい)から切井に入ったようだ。更に赤河から福地に入り、福地中下で黒瀬街道と合流したとある。 いずれにしても、地形図のない時代に700mから900mの高さの斜面を横切って道を造ろうという発想はすごい。 追記(2016/06/19) 丈右衛門新道は蛭川・中野方の境を今の蛭川峠よりも北側の標高の高い所で越えているようだ。 |
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美濃一人>山名録2016>大博士 |
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