高峰

恵那市中野方町町切から見る高峰(点名)
恵那市中野方町町切から見る高峰(点名)


四等三角点中野方・三等三角点高峰・四等三角点ひもみ

 白川町、恵那市、中津川市の三叉点付近 2016年3月26日(土) 地形図「付知


《白川町界の三角点》

相変わらず遠出の気分がしないので、山歩記さんの追っかけを続けることにした。
今日は中野方峠から中野方・高峰へ行き、時間があればひもみまで足を伸ばすことにする。

 
ルート地図


【時間】

中野方峠09:15−中野方09:40−高峰10:30−ひもみ11:10

ひもみ11:20−高峰11:55−(865mP付近で道迷い)−中野方12:50−中野方峠13:15



《県道68号中野方峠》


県道68号線は高規格道路に生まれ変わっていた。新道は旧道より5mくらい低く、切通しになっている。

車は新道の脇に置き、法面を登り旧道の中野方峠から入山。

右画像は旧道が切られて、下に新道が通っている。

《峠から中野方》

地籍調査の杭とピンクのテープが並んでいる。黄色の杭は「中野方町」とあり、古い感じ。赤い頭の杭は「白川町・恵那市」とあり、新しい。
沢が境界を横切ったり、境界が沢にあったりで結構面白い地形になっている。

山頂丘の入り口辺りに倒れかけの小屋があった。そして、山歩記さんの案内通りに白い杭の頭が見え、小屋の残骸がある。かごのようなものが見えるが、おとりを入れるかごだろうか。

四等三角点中野方 小屋跡
四等三角点中野方 小屋跡

《高峰まで》

鞍部に下ると作業道が入っている。登りになる所には丈衛門新道(中津川市役所公式サイトへリンク)なる看板があった。

作業道 丈衛門新道
作業道 丈衛門新道

何の憂いもなくドンドン登って行く。平坦地になり、前方近くに尾根が見え、横切る感じで沢の上部を通り、その尾根に乗った。この平坦地を横切るとき右手100mくらい奥に小屋が見えた。
帰路、この付近で道に迷った。

少し笹が出てくると、三等三角点高峰に着いた。峠からここまで2300mを1時間15分で歩いている。ひもみまで1400m、まして平坦、時間は十分にある。

山頂丘 三等三角点高峰
山頂丘 三等三角点高峰

《ひもみまで》

高峰までは高速道路だったが、ここからは笹があり、踏み跡をふさぐ倒木もあり、一般道になってしまった。

ピンクのテープがY字形に分岐するところがあり、少々混乱したがコンパスで解決。次はT字分岐。左に間違いないとは思うが確証が欲しく右に入ると「蛭川村・恵那市」の境界標があった。ここからはピンクのテープは激減し、境界標は「白川町・蛭川村」となっている。

そして灌木のトンネルを抜けると笹ヤブになる。白川町側は自然林、中津川市側は植林。少し先では間伐されたばかりで、下の林道に丸太が積んであるのが見えた。

灌木のトンネル 間伐作業中
灌木のトンネル 間伐作業中か

笹ヤブを行くと、ポンと広場に出た。林道遠ヶ根線だ。そして林道法面から尾根に復帰し四等三角点ひもみにご挨拶。林道に戻り休憩とした。
林道遠ヶ根線出合 四等三角点ひもみ
林道遠ヶ根線出合 四等三角点ひもみ

《道迷い》

順調に下って行くと小屋が目の前にある。と言うことは865mP付近だ。登りでこの小屋の横は通っていないので一旦戻って境界標を確認して再度下る。

すぐにテープがなくなった。(これは北西向きの尾根か)
沢を渡り南隣の尾根を行くとピンクのテープはあるが向きがおかしい。(これは西向きの尾根か)
小屋とこの沢周辺をさがすが境界標は出てこない。(小屋は3回見えた)
この沢左岸にトタン板がたくさん落ちていた。(ここは2回通った)

間違って下っても林道があると気を落ち着けて、登りの記憶をたどった。
そうだ、小屋を右手に見て横切った。ならば小屋を左手に見て横切ろう。
ようやく、「白川町・恵那市」の境界標と出合った。


《感想》

右画像のように、こんなに連続して地籍調査のテープがある個所もあるのに、あの小屋の周辺はだまされた。

やはり、人頼みにせず自分でルートを確認しながら歩くべきだと痛感した。

ちなみに中野方・高峰間の登りは50分、下りは55分。ふつうに下れば40〜45分、10分以上迷っていたことになる。深く反省。



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