高時山 1085.7m 中津川市付知町 2016年4月9日(土) 地形図「付知」 今日は、前回見付けた越原国有林界から派生する旧付知町と旧福岡町の境界尾根で高時山を目指す。二回の未登を受けて、三度目の正直。 【時間】 P 09:25 ↓ 境界標35 10:00 ↓ 高時山山頂 10:35 ↓ (休憩) ↓ 高時山山頂 10:45 ↓ かかりき峠 11:15 ↓ (駐在さんと立ち話) ↓ P 11:55 |
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《登り》 今回は国道256号稲荷の信号からノタノ沢を横切り、黒川谷左岸の道を登って行く。 前回と同じ場所に車を置き、T字路の左10mから入山。地形図に表現されない沢が2本平行してあり、その間の笹ヤブを行く。 鞍部の境界標は32番だった。コブを一つ越すと33番。東向きの沢沿いに道はあるが深い笹で林道まで行くのはヤメにした。 33は支10まで、34は前回間違った尾根の分岐、34支1には索道の残骸があり、34支6の次が35だった。確かに天然岩石標。前回なぜ見落としたのか、今となっては分からない。 そして、ここから付知と福岡の境界尾根に入る。 (この境界標35が東白川村・旧福岡町・旧付知町の三叉点となる。) |
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境界標34支1付近 | 境界標35 |
台地状の場所には鳥屋の痕跡があり、例の土橋を渡る。右は2m、左は1.5mの段差があり、人工的な物にしか見えない。 境界は笹ヤブで踏み跡程度なのに、その南側には下画像のような立派な道。網道だろう。 |
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境界尾根 | 網道 |
鞍部を越え、低い笹原を登る。右折し登り返すと山頂になった。1995年6月以来2度目。以前はかなり展望があったように書いているが、今は二ッ森山の先が見えるだけ。 高時神社と水波神の祠は石のものに変わっていた。 |
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笹原 | 山頂風景 |
《下山》 参道を下るが場所によっては登りの笹ヤブよりもヤブが濃いようだ。神社のお守りはしていないのだろうか。そして、恵北林道かかりき峠に出合った。ここも丈右衛門新道の跡。 恵北林道を歩いているとカブが後ろからやって来た。何と付知の駐在さんだという。今日は天気も良いので見回りだそうだ。「この少し向こうで落石があったが片付いていた」とのこと。家は姫だそうでご近状(ほど近くもないが)の方だった。 恵北林道から1段上の古い林道にあがり、駐車場所に戻った。 |
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古い林道 | 林道合流点(駐車場所) |
《そして次へ》 次は遠ヶ根峠から三等三角点大博士に行こうと思っていた。ところがお巡りさんの言葉と裏腹に恵北林道は切越峠に向かって通行止めのトラサク。地道の林道を下り馬小屋、二本松で県道70号に出合い、切越峠を越えた。 峠を越すと黒川奥新田でまた通行止め。迂回路は白酉山に登った時の山側の道。県道に戻っても遠ヶ根峠に向かう気力がなくなり、そのまま黒川沿いを下り帰宅した。 |
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