白川町中川須崎から見る嫁振 |
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嫁振 865.3m 白川町 2016年1月2日(土) 地形図「付知」 【時間】 駐車場所09:45 ↓ 嫁振10:25〜10:35 ↓ 駐車場所11:05 ↓ 中屋峠11:25 ↓ 駐車場所11:50 |
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《嫁振について》 この奇妙な点名は山歩記さんのページで知った。所が、『東白川村誌』には山名として記載があり、由来は「雨降りが転訛し、雨乞いの・・・・・。」(詳細は忘れた)とあった。 最近は車で走ることが億劫になり、まして林道は気が進まないが、この奇抜な地名の場所を見に出掛けた。 《白川口から白北林道》 自宅から45分、過去最速で白川口を通過した。トンネルをくぐり、3年4ケ月ぶりの白川街道。中屋から白北林道に入ると、「参道碑(?)縣社昇格記念正一位白山神社」の石碑があった。 白山神社に向かう破線路はうっすらと道がたが残っているが、中屋峠への峠道の痕跡は確認できなかった。林道の峠を確認し400mほど戻って駐車した。 |
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白北林道起点 | 白山神社の石碑 |
《嫁振へ》 尾根の先端付近、5mくらいの法面をよじ登ると、尾根上には道があり、大槻山にもあったプラ板の境界標が続いている。曲がり角の多い道を行くと巨石群が出現し、その少し先が山頂。更に三角点の南にも大岩がある。 南側の岩は三角点よりも標高が高く、この雰囲気ならば近世、ここで雨乞いが行われたのも理解できる。 |
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北側の岩 |
北側の岩 |
山頂風景 | 南側の岩 |
《下山》 急な法面を嫌って沢状の所を下り、林道に下りたが、ここが山歩記さんの取付かれた場所だろう。林道の峠を越えて、駐車地点に戻った。 《中屋峠へ》 尾根を下るが、林道から下に境界標はなかった。そして岩があり、4等三角点中屋峠を探した見付からず帰りに探すことにする。 中屋峠は広く、中屋側には石仏があり、蓮華を持っておられるところを見ると観音さまのようだ。また、中屋側の峠道は荒廃しているが、稲田側ははっきり残っていて、杣道として現役のようだ。 やはり、林道ができると道はなくなるのだろう。 帰路、三角点を探すと大岩の少し下にあったが、なぜこんなめんどくさい所に設置するのだろう。 |
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中屋峠 |
峠の石仏 |
大岩(この下に三角点) | 4等三角点中屋峠 |
《その他》 大山白山には中川洞山から行ってみよう。 |
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白川町中川洞山から大山白山の記録へ | |
美濃一人>山名録2016>嫁振 |
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