北小木散歩(多治見市、春日井市、犬山市の三叉点を見に行く) |
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多治見市 2015年9月29日(火) 地形図「美濃加茂」 | |
《日記》 9月3日はバラの剪定標準日、4日・5日は待望の晴れ。所が9月2日の正午、踵にケガをして9針縫った。すべての予定はキャンセルとなり、医者通い。 2年数か月の運動不足に加えて、縫った所が突っ張ってラジオ体操も出来やしない。2週間後の16日に抜糸、やっと普通に歩けるようになった。 しかし、それからもキズの養生。どうにか靴を履けるようになったのが、更に11日後。 世の中は思うに任せずと思い知る。そして、今日でちょうど4週間、どの程度歩けるか試してみる。 何かあっても、県境から東へ斜面を50mH登れば林道に出られるので、まず大丈夫だろう。 【時間】 県道16号終点 08:05 ↓ 東海自然歩道を離れる 08:35 ↓ 多治見・春日井・犬山の三叉点 08:40 ↓ 八曽の里ゲート前(車道出合) 10:40 ↓ 県道16号終点 11:40 《県道16号突当りから東海自然歩道》 この東海自然歩道は1990年頃によく歩いた道だ。その頃は4輪駆動車でもマニアしか通らず、自動車のわだちはそれ程多くなかった。 今では、タイヤに削られ道幅は広くなったようだ。 道沿いに赤い頭の境界標があったがコンクリート標だった。この辺りは岐阜県側も愛知県側も尾張領だったので、宮標石かと思ったのだが。 《県境谷を下る》 県境谷の入口を確認するも、ヤブポイので尾根から三叉点に向かった。そこには境界標が2本あり、どれが三叉点か。その間5m、小高い所にあるのが三叉点の標識だろう。 ついでに春日井市、小牧市、犬山市の三叉点も見に行くつもりだったが、ヤブポイのでやめにした。 |
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多治見・春日井・犬山の三叉点 | 愛知県界第25号 |
この県境谷は1989年に歩いたが、その頃に界調査があったのか、ヤブが切り開かれていた。今では足の置き場もない。 少し下ると、流れの中に石柱があった。よく見ると宮マーク。こんな所に捨てられたとは。 |
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宮標石 | 宮マーク |
踏み跡はほとんど消え、右へ左へ。とうとう先に進めず尾根に逃げた。登って行くと鳥屋が残っていて、更に進むと小道に沿って鳥屋の残骸もあった。 後で考えると、ここで最初のかん違いをした。林道がないので、林道の終点の先まで来ていると思った。(でも、ここは支尾根上だった。) ならばとまた谷に降りた。川幅は広くなり、足がかりを求めて右へ左へ。左足が水没するとまずいので慎重になる。左と右から大き目の谷と出合い、現在位置が確認できた。 渡渉を繰り返し、進むが一向に見覚えのある所に着かない。コンパスを取り出して見ると谷は東西を向いている。 (ここで2度目の間違いを犯した。何を勘違いしたかシルバーコンパスのリングの方で方位を見ていた。) 一発でパニック。この付近に東西に流れる谷は五条川だけなのに、何所にいるのか。取りあえず尾根に上がると小道があり、高い方に行くと林道に出合った。 (ここでまた、コンパスの見間違い。) この林道も東西に向いている。この辺りで東西向きの林道は東海自然歩道、ならばと東に向かった。 おやつを食べ更に進み、コンパスを確認すると、見間違いに気付いた。何と何と林道は南北の向き。当たり前と言えば当たり前。こんな阿呆が世の中に居るんだと自嘲しながらUターン。北に向かう。 そして、林道の終点から急斜面を下り車道に降りると、そこは八曽の里の入口だった。 |
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鳥屋跡 |
鳥屋跡 |
《北小木集落内から駐車地点》 集落内を通り、大原に抜ける車道を歩く。20年以上前にはバイクでも、歩きでもよく通った道だ。 ある日、歩いていると谷の方からエンジン音が聞こえる。オフロードバイクが下ったのはいいが登れないようだ。通りかかったアメリカンタイプの兄ちゃんが歩いて助けに行ったが、僕は見て見ぬふり。少々気が引けた。 登り急斜面は立ちごけして停まってもUターンできるが、下りの急斜面怖いと分かり、それからは絶対に入らないようにした。 終点近くの最終処分場の跡地には巨大なソーラー発電所が建設中だった。 |
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ソーラー発電所(敷地はこれの4・5倍) | 県道16号終点付近 |
《自宅にて》 今日のコースを検証すると、後50〜60m我慢して谷を下れば見慣れた所に出ると分かった。 コンパスの見方を忘れてたとは情けない。 更に、こんな明快な地形の場所でパニクルとは、本当に情けない。 《神明洞について》 「字神明洞」は地形図では、上記の地図に記載した辺りになっている。となれば、私が使っている高社山西側の谷名と矛盾する。また、私が呼ぶ神明洞川付近は「字大谷洞」となっている。 然共心配無用。 多治見市役所発行の多治見市全図には神明洞川と明記されており、多治見市の文書にも同様の記載がある。 市は公文書を変更しないだろうから、地元の誰が何と言おうと高社山西側の谷は神明洞となる。 |
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