弥勒山

弥勒山西斜面  春日井市  2014年9月9日

    この地図はs-ngmさんがデータを入力して作成された地図を加工しました
   マンガン鉱採掘跡の地図


《マンガン鉱採掘跡》

1ヶ月ほど前、s-ngmさんから弥勒山の春日井市側にマンガン鉱の採掘跡があるとのお教え頂いた。
『郷土史かすがい』によれば西尾町内にあり、昭和17年から昭和27年頃まで年間60トン程度採掘されたとある。(これは採掘跡2のことか?)

9月8日に姉が来てくれ、「私が(母を)看ているからどこかに行きなさい」と言われ、時間的にも適当な弥勒山のマンガン鉱採掘跡を見に行くことにした。


【時刻】

多目的広場駐車場09:00−林道終点10:05〜(採掘跡1・休憩)〜林道終点10:30

−採掘跡2 10:55−駐車場11:50


《遊歩道その1》

駐車場は大賑わい。平日なのに今日は何かのイベントでもあるのか。それ程に親しまれた山なのだろう。
人ごみをさけて県道を行き、林道ゲートから入山。しばらく行くと、右手の広い道から先ほどの1個小隊が進軍してくる。これとの遭遇を避け、直進。

すると、林道がえん堤で終わった。引き返すと交戦状態になるので山道に入った。さてここから全く現在位置が分からなくなってしまった。

道標の「24」「26」「27」を過ぎてようやく気が付いた。s-ngmさんの地図にある分岐の番号がこれなんだ。そして「35」でやっと位置を確認。林道の終点まであと少し。


《採掘跡1》

林道終点まで行き、そして引き返し、「32」からヤブを下る。何だかよく分からないが踏み跡も少々、そして大きな岩が見え、それらしい雰囲気がする。

あった。でも岩の隙間と言う感じ。
(s-ngmさんによれば、奥の壁には人が削った跡があるという。)

手前の石組みは人工物だ。そして、林道終点で早いお昼にした。

採掘跡1 石積み
採掘跡1(s-ngmさんからお借りしました) 石積み


《採掘跡2》

休憩後、「33」から「29」と通過する。教えてもらった通り「尾根を廻りこんだ次の谷で右岸の薄い踏み跡を20m程進む」と、ありました。これはすごい。でも気持ち悪く、中に入る気にはならない。
坑口には残土を平らに盛った跡もある。 

採掘跡2 坑内から(s-ngmさんからお借りしました)


《遊歩道その2》

沢には水があり、結構山深い感じがする。また、高社山とはさほど離れていないのに何か植生が違う、と思っていたら、ツツジ類が全く見られない。乾燥した岩の尾根道がないだけの話しだろう。

この一番北の端の遊歩道でも多くの人とすれ違う。この1%でも高社山の南尾根を歩いてくれればヤブに戻ることはないのに、などと思いながら駐車場に戻った。


《後記》

久ぶりの新しいページ作り。ホームページビルダーでTITLEタグがBOBYの間に入るし、画像の保存先もおかしい。それにページの構成は完全に忘れている。

歩きに関しては、かん違いで林道を外してしまう初歩的なミス。でも林道歩きよりは良かったとしよう。


《近頃思うこと》

夏の初め、珍しく新聞の勧誘が来た。
「何新聞?」 「朝日です」
即、カチィ〜ン。「俺は『アカイアカイアサヒ』は大嫌いだ」と追い返した。

先日来の朝日新聞の醜態を見ていると、朝日新聞社の社是は
『祖国を愛さず・祖国を貶め・その国民を辱める』のだと思う。
でも、今回の決断をした社長はさすがに言論人だ。なるべく早く首をくくって欲しい。

しかし、残念ながら『相棒』の再放送は面白い。



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