深山

深山 多治見市笠原町 2013年5月10日(金) 地形図「瀬戸

コース地図
【時刻】


P09:40−市境出合10:50

 −高根池11:00高根池11:20

  −官公造林地の看板12:00

        −P12:25

《笠原町深山は国有林?》

2013年1月20日、笠原小学校からの遊歩道を行くと、笠原町字深山は国有林と表示された看板があった。

ならば、この国有林界を一回りしようと思った。
(でも、ここは官行造林地だった。)


《笠原川左岸》

不動橋を渡った転回場の一番奥の角に車を置いた。国有林の境界標はないが、踏み跡に入った。

この踏み跡はすぐに笠原川に下ってしまい、仕方なく斜面を登ると道に出合った。しかし、この道には国土交通省の杭は続いているようだが2ツ目の谷でヤブに没し、ここから支尾根を直登する。

国土交通省の標柱(河川管理)

尾根に乗ると、反対側に水面が見えた。だが、これが深山谷第一えん堤のダム湖だと、帰宅後にルートを推測するまで気が付かなかった。とにかくこの尾根を南下した。

いつまで行っても市境に突き当たらないが、時間と距離の計算が大幅に間違っていた。久しぶりのフリーウォークなので大目にみよう。そして、ようやく市境らしい所に出合い、少し先に赤い頭のコンクリート標があった。

ここから赤いテープがあり、それを追うと林道があった。標柱まで戻り尾根を行くと左手に水面が見える。と言うことは以前(2007年9月3日)来た道だ。草むらを分けて高根池のえん堤に上った。


《高根池えん堤にて》

コンビニ海苔巻きを広げるていると、OD色のUH−60Jが頭上を3回旋回し、多治見市最高点の訓練場でホバリングをはじめた。かなりの騒音だ。

食べ終わって、その音に負けないくらいの大声で現状の不安・不満を叫び続けた。
そして、ほんの少しだけストレスが解消したようなので出発することにした。

UH−60J 不安を呑み込んでくれた高根池


《市境・国境から駐車地点へ》

池の縁を歩き、市境を行く。林道出合からも市境を行きたかったが、自衛隊さんが訓練中なので林道を歩き迂回した。交差点から国境に入った。国有林の境界標と同じ形式のコンクリート標があり、また少し趣の違う標柱もあった。

更に進むと「官行造林地」の標示板があるが、ほとんど消えている。ここで国境を離れ、尾根道に入ると水面が見えたが、これは間違いなく大洞池だ。尾根から斜面を下ると遊歩道に出合い、駐車地点に戻った。

理解できない標柱 官行造林の標示板と小道


《感想》

東濃森林管理署の位置図を見ると、やはり官行造林地になっている。笠原小学校近くの標示板は、そんなに古くなかったのに、なぜ国有林になっているのだろう。

笠原川左岸の境界は歩けなかったが、久しぶりのフリーウオークは楽しかった。



美濃一人山名録2013深山