釜ヶ岳 650mくらい イヽモリ山 530mくらい
七宗町 2012年10月22日(月) 地形図「金山」
疑問点
1.森林管理局の地図には星谷林道に沿った谷を星谷としているが、歩いた感じでは星谷釜洞林道に沿った谷が星谷本谷はではないか。
2.星滝は玄道寺谷と国有林界の交点付近か。
3.谷滝は星谷釜洞林道のすぐ横に落ち口がある滝か。
【釜ヶ岳、登り】
ゲート08:55→星谷林道分岐09:10→28番鉄塔09:35
→釜洞峠10:15→釜ヶ岳10:45
【釜ヶ岳、下り】
釜ヶ岳11:05→釜洞峠11:45→(歩道引返す)
→釜洞峠12:05→28番鉄塔12:35
【イヽモリ山】
28番鉄塔12:35→27番鉄塔13:10→イヽモリ山13:30
→26番鉄塔13:40→ゲート14:15
《星谷釜洞林道》
ゲート前に車を置き、星谷釜洞林道を行く。「星滝 これより200M 落差30M」の道標があり、イラストの地図の標示板もある。遊歩道に入ってみたが崩れていて、あまり魅力も感じないので引返した。そのイラストの地図を見ると玄道寺谷にかかる滝のようだ。
星滝案内板 |
その少し先の左手に落差10mほどの滝の落ち口があった。帰宅後にインターネットで調べると谷滝と呼ばれる滝があるそうだが、これだったのか。また少し先の右手にも滝が現れたが・・・。何れも空滝なのか、水音は聞こえなかった。そして28番鉄塔の広場に着いた。
《国有林界、釜洞峠》
鉄塔の横から尾根を歩き、国有林界に出合った。ここからは左手に歩道の入口を探しながら、標石に沿って歩く。そして歩道があり入ったが、国有林界の登り返しを避ける為の歩道で、また標石に出合った。
結局、釜洞峠を通る歩道は確認できず、75番標から尾根に上がり、右山で崩れた桟道を歩き、釜洞峠に着いた。
尾根の取付き | 釜洞峠の歩道分岐 |
《釜ヶ岳周辺》
釜洞峠で歩道は2分岐する。右は尾根から栃洞(621m)へ向かい、左はもしかすると釜ヶ岳林道の終点に行くのかもしれない。
その間の尾根を行くが、しばらくすると潅木のヤブになった。そう言えばヤブだったことを思い出した。登り切ると森林管理局の地図にある釜ヶ岳(646.6m)。ここから一旦鞍部に下り、登り返すと展望が開け、今日も御嶽が顔を覗かせる。
もう一度下り、登り返すと釜ヶ岳山頂に着いた。何もないけど僕とっては室洞を挟んで水晶山と対峙する七宗山北部の名峰だ。
氏子峠西679m峰 | 釜ヶ岳山頂 |
山頂から標高差で120mを限りに南西の尾根を下った。50mほど下ると岩場になり、少し戻って岩場の下に出た。ここ辺りから北に向きを変える。もしも釜洞峠からの歩道が釜ヶ岳林道の終点に行かず、黒川に下っているとすれば面倒なことになると思い引返した。
すると、下りでは気付かなかった歩道があり、これを東へ行くと稜線の下を通り、登り道のヤブの所に出合った。
釜洞峠から左の歩道を10分を限度に見に入った。5分行くと岩場になり不動山が見え、10分の地点からは谷の対岸に釜ヶ岳林道が見えた。やはりこの歩道は釜ヶ岳林道につながっているようだ。ならば釜ヶ岳から西へ下れば何所を通ってもこの歩道に出合うはずだ。
釜洞峠を通り、28番鉄塔に戻った。
不動山 | 釜ヶ岳林道 |
《中電巡視路からイヽモリ山》
28番鉄塔からは中電巡視路に入った。27番鉄塔はすぐそこに見えたのに、ナゼ、ドウシテと思うくらい遠い。27番鉄塔では展望が開け、不動山から釜ヶ岳、そして栃洞につながる稜線が見える。あの稜線を機会があれば歩こう。
27番鉄塔からの展望 |
巡視路から離れ、矢橋界の標識に沿って直登するとイヽモリ山山頂に到着。ここも何もない。そして寄り道になるが北の尾根を下り、「s-ngm」さんお勧めの26番鉄塔に寄った。逆光ながら岳山はひときは目を引き、六櫓屋は眼前に、更に近くには今登ったイヽモリ山が見える。
岳山 | 六櫓屋 | イヽモリ山 |
《中電巡視路から星谷釜洞林道出合》
26番鉄塔からイヽモリ山北東の鞍部に戻り、25番鉄塔への巡視路を下った。最初の内は良かったが谷は傾斜を増した。しかし桟道や橋が整備されていて安心だ。両岸が岩壁になると巡視路は岩を巻き、空滝の下に出た。
この谷は巡視路がなければ到底下れない。と、思っていると桟道が倒木で塞がれている。どうにか通過して、ようやく星谷釜洞林道に降り立った。
空滝 | 岩壁 | 倒木のある桟道 |
《感想》
星谷は何だか妖気を感じる。もちろん地形のせいもあるだろうが、それ以上に何だか薄気味悪い。
122番天然岩石標はなかった、その他は石標