大洞山


大洞山
 1034.5m 郡上市和良町 2012年10月13日(土) 地形図「下呂


【登り】

P08:25−916mP09:15−965mP09:55−山頂10:30

【下り】

山頂11:05−林道終点11:55−P12:20


《前回の下山コース》

前回は北の林道終点から登った。山頂でお会いした方が、「ヘアピンカーブの所から登り、テープも付いていた」と言われたので南へ下った。だが、知らぬ間に支尾根を下っていて、着いた先はピッタリ林道の終点だった。
コース地図

《谷から旧境界尾根》

林道分岐の道標には右に大洞山とあるが、左方向は消してあるように見える。林道終点までは舗装されているが、谷の歩道は有って無き状態。でも、歩ける所は限られているので迷うことはない。
(下山後、管理人の方のお話によれば、南の谷コースには誘導していないと言う。)

谷が狭まる所で左手に歩道らしい踏み後があり急斜面を登ると支尾根に出合い、少し先で旧和良村と八幡町の境界尾根に乗った。この916mPからは鼻歌交じりの尾根道となるが、今日は風が強く、汗ばんだ体が急に冷えた。

916mP手前
遊歩道? 916mP手前

尾根が右折すると急降下、折角の登ったのに損をした気分。でも、鞍部は気持ちの良い自然林で差し引きゼロか。ここから左側は人工林になるが切り開かれていて、大洞谷の向こうに稚児山が見え、その後には高賀山群が望まれる。

切り開きと965mのコブ 大洞谷と稚児山
切り開きと965mのコブ 大洞谷と稚児山

965mP付近の東へ下る支尾根には明確な道があった。そして、山頂手前の940mのコブの付近で支尾根上に踏み跡を探すが、痕跡は無くササ原が下っている。その上、山頂方向から真っ直ぐな感じで入り込む支尾根ではなさそうだ。前回はなぜこの支尾根に入ったのか分からない。

そして、登りきると山頂。


《山頂にて》

展望はさて置き、三角点を見に行く。さすが1等三角点、「デカイ、カッコイイね」と独り言を連発。天測点はどの辺りにあったのだろう。
展望は、イノ洞・東洞岳の稜線の向こうに御嶽・乗鞍、恵那山は山並みの奥に霞んでいる。

展望

市島とトノ洞 山並みの向こうに恵那山
市島とトノ洞(左) 山並みの向こうに恵那山


山頂丘を西に行ってみると削平地があり、ここに小屋を掛けて観測をしたのだろうか。


《下山、モンガ洞へ下る》

しばらくは旧境界尾根を北へ行くと、道標がある。この先の尾根にも踏み跡があり、ツワモノは市島へ行くのだろうが、そんな事は考えず支尾根を下って行く。モンガ洞へ下るとカワラ谷との分水尾根は低く、すぐそこにある。

登山道のメインコースはこちらなのだろう、テープが一杯付いている。テープがあれば、やはり追っかけている。そして林道終点に着いた。この林道はガタガタになっているが前回は終点まで入ったのか記憶にない。

舗装の始まるヘアピンカーブのテッペンに道標があり、ここから965mPに登れるのだろう。そして、送電線の下を通って林道分岐に戻った。


《帰宅後》

天測点は何時崩れたのか、あるいは何時撤去されたのか。
2005年1月のノンキ君のページには下の画像とほぼ同じ状態の天測点の画像がある。しかし、同年8月の山歩記さんのページでは「崩れていた」とある。

ならば、あのダイキャスト製銘板は何所へ行ったのだろう。落っこちていれば欲しかった。

天測点とその銘板
天測点とその銘板(2001/5/4)



美濃一人山名録2012大洞山