サイクリングターミナルたかおから見る京塚山
京塚山 863m 郡上市八幡町 2012年9月29日(土) 地形図「下呂」
【時刻】 サイクリングターミナルたかお 08:45 ‖ 登り口 08:50 ‖ 高雄薬師堂跡 09:45 ‖ 京塚山山頂 10:30〜10:50 ‖ 山頂丘散歩 10:50〜11:15 ‖ 東登り口 12:30 ‖ サイクリングターミナルたかお 12:45 |
《登り1、〜高雄薬師堂跡》
ホームページを始める前に登ったが、遡ってページを作り、「美濃一人」の3ページ目の山。なのでまだまだ記憶に新しく、迷わずに口明方小学校隣のサイクリングターミナルたかおの駐車場に着いた。
8年前には設置されたばかりだった「高雄山遊歩道」の看板は塗装が落ちている。稲刈りの済んだ田んぼの向こうに京塚山の山頂が望まれ、彼岸花の真紅は盛りを過ぎて少々くすんで見える。
8年でこんなにはげちゃった |
尾根に取付き、獣害防止フェンスのゲートを通り、掘れ道は以前と同じく長々と続く。それもようやく終わり尾根道になると、「東登り口」の道標があった。これは以前にはなかったので、下りはこちらに行こう。
この分岐のすぐ上から削平地が続く。1段目は20m×20mくらい、2段目は1段目より少し狭く、3段目は15m×30mくらい、その上の4段目に祠があり、平成17年6月に彫られた御像が収められているらしい。前回来たときはその1年前なので祠は傾いでいたような気がする。
1段目 | 2段目 | 3段目 |
この4段の敷地にはどんな立派な堂宇が連なっていたんだろう。神仏は日常からますます遠くなり、「次世代に伝えよう」の意気込みだけでは、早晩歴史資料のみになってしまうのだろう。
《登り2、〜山頂》
旧道の分岐から尾根上に誘導されると第2展望台がある。絶高の南西斜面は中江産業の人工林ばかりだったが、東斜面は良く見ると広葉樹林が残っている。確か「山歩記」さんのページに北東尾根からの記録があったので晩秋になったら行ってみよう。
その先は展望が開けるように切り開かれたガラガラの道になる。残念ながら逆光になってしまうが、高賀山が吉田川の下流方向に見えるのには驚いた。ここから続く急な遊歩道には閉口する。そして、石碑のある山頂に着いた。
《山頂丘にて》
前回は雑木が伐られたばかりで、足元の中央橋が見えたが、今ではだいぶ伸びたようだ。新たに育ったものに常緑樹が多いのはナゼだろう。
確か、前回は山頂を探してこの尾根を北に行ったがナゼだろう。地図を見ても863mPが山頂のはずなのに・・・。そうだそうだ、尾根が右カーブした先のコブの立ち木に京都の何某さんの落書きがあり、「山頂はここですか」と書いてあった。思わず「行き過ぎです」と追記した。
とりあえず654mPに行くと「我がグループはここにも来たぞ」式の山名標があった。
尾根の曲がり角にあったヌタバ | 山頂北の尾根道 |
《下り》
東登り口へ下る。支尾根上を電光形に下り、左の深い谷へ道が抜けている個所もあるが、全般によく踏まれた道で高雄薬師堂の参道だったのだろう。
フェンスの出口を心配したが、西の登り口と同じゲートがあり、車道に出られた。
《863mPの山頂からナゼ北に行ったか》
帰宅後調べてみると『岐阜の山旅100コース』には854mPが山頂と記されている。また、サイクリングターミナルたかおにある案内図にも854mPが山頂になっているが、これは単なる間違い・・・?
「京塚山を歩こう会」さまは、きっとこの山を整備されたグループだろうが、863mと記された山名標を掲げられている。
《ナゼかむかつく山名標》
「京塚山を歩こう会」さまの山名標はあって当然。一番おかしいのは名前・日付入りのヤツ、あなたが何時来たか僕には関係ない。「我がグループはここにも来たぞ」式の山名標もうざい。
ここが何処か知らない人はここに来ない。100歩譲って、あっても良い山名標もあるにはある。それは山名のみのを記したもの。でも2つは要らない。