黒川中新田から見る二ツ森山
二ッ森山 1223.3m 中津川市福岡地区 2012年9月7日(金) 地形図「付知」
【登り】 切越峠 09:05 ‖ 1160mP 09:55 ‖ 山頂 10:35 |
【下り】 山頂 11:20 ‖ 林道終点 11:50 ‖ 県道出合 12:25 ‖ 切越峠 12:35 |
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《二ツ森山の「ツ」について》 どうでも良い事だが、2種類の表記がある。現地の案内図は「ッ」だが林道の石碑は「ツ」。『ぎふ百山』は「ッ」だが『美濃の山』は「ツ」。地形図は「ッ」なので、やはり旧美濃一人に合わせ「ッ」としよう。 |
《登り》
白川町から切越峠に着くと、赤い車が止めてある。この山域で、まして平日に先行者がいるとは珍しい。取付きは急な斜面で木の根っこの階段を登って行く。途中の鞍部の泥には靴跡があるが、大きさは僕と同じくらい。でも、クモの巣に引っかかるところをみると僕よりは小さいようだ。やはり女性かな。
尾根道には福岡区の境界調査の杭が続いていて、「大ナラ」への分岐から山頂まで、更にその先も福岡区と高山区の境界のようだ。
そして、案内図の通り90分で山頂に着いた。
《山頂にて》
予想に反して誰もいない。ならばと何時ものように大声で、見える山々に挨拶をした。と、そこへ西の方から女の方が1人登ってこられた。大ナラの方へ下るつもりが二ッ森林道へ下りかけて、戻って来られたとのこと。大声を聞かれたと思うとチョット格好悪い。
その方を見送って、ゆっくりお昼にする。笠置山は高根山・秋葉山・雨乞だると長い裾の延ばしていて、高峰山も綺麗に裾を広げている。恵那山は雲の中、東屋からの遠望もほとんどが雲の中。
笠置山 | 二ッ森山から三森山を見る |
それにしても、ここの三角点はホントカワイイ。まさに山のおへそだ。
《下り》
下山は僕も大ナラへ下った。
大ナラの道標に導かれ、高山区の境界杭に沿って下ると第三展望台があり、白酉山からダイトリの稜線が綺麗に見える。
境界尾根を離れ、谷に下ると「薬研洞の大ナラ」がある。確かにすごい迫力だ。林道がなければ訪れる人もなく、山奥にひっそりと立っていることだろう。
白酉山・ダイトリ | 薬研洞の大ナラ |
ここからは踏み跡の怪しい、石がゴロゴロの谷の右岸を下るが、ピンクのテープが道案内してくれる。そして奥新田林道に出合うが、廃道になっている。さすがに山深いのか、家の近所に生えてる舶来のハギと違い、国産のハギがススキと共に満開だ。
林道は何時の間にか現役になり、こうもり岩からの林道と合流、ようやく県道に出合うと、登り返して切越峠の駐車場に着く。
県道からキュウゾウ(柏原) | 標示杭 | 点名切越峠 |
《帰路》
帰りは福岡に抜けた。走ってみて分かったが峠から集落まではかなり遠くて標高差がある。「二ッ森」に見えるポイントを探したが残念ながら通り過ぎてしまった。ただ一つの収穫は、恵那山の天狗ナギが城山大橋手前から、はっきり見えることに気が付いた。
多治見〜白川町〜切越峠 66.6km 切越峠〜中津川〜(HW)〜多治見 73.3km
これをどう見るべきか? 白川水系と付知川の分水界は白川町から行こう。