笠原富士

陶ヶ丘公園からの展望写真
陶ヶ丘公園展望台から見る 左から方月山、うしおど山、笠原富士


笠原富士
(お富士) 429.4m(多治見市全図による) 多治見市 2012年6月14日 地形図「瀬戸


【時刻】

P 09:45
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笠原富士山頂 10:10
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展望台 10:55
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大洞池 11:15〜11:40
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P 12:40
コース地図

《今日は天気が良いんだ》

今朝テレビを見ていると、天気予報は晴れという。ならばとPCを開き「可児からの山歩き」さんの「166お富士さん」のページの地図を確認する。歩く以前に笠原町富士の駐車地点まで行けるかどうか、かなり難しそうだ。


《駐車地点まで》

母親を送り出してから出発。とりあえず旧町役場前を通過、何所を走っているのか、段々お富士が見えなくなってきた。引返し、広めの道に入ると笠原小学校の敷地に入ってしまった。

また引返し、山に近づくと笠原幼稚園が見付かった。これは近い。適当に行くとT字路、左へ入るとHPの写真の橋があり、地道を行くと潮見公園への道標を、見っけ。少し戻ってT字路の角に車を置いた。


《笠原富士山頂まで》

「よくこんな道をみつけたよなぁ〜」などと独り言を言いながら足支度、遊歩道に入る。途中如何にも尾根に上るように思える踏み跡があったが敬遠し、遊歩道を行く。

鳥居が見え、少し遠回りして鳥居をくぐり神社に向かう。かなりの広さの平坦地に浅間神社がある。参拝を済ませ辺りを一回りすると、尾根道が下っていた。

遊歩道入口 3mくらいあるシダ 浅間神社
遊歩道入口 3mくらいあるシダ 浅間神社



《作業道終点からうしおど山へ》

植林の中を進むと広場に出て、ここから富士区に向かう下山道に入った。良さそうな所に頭を突っ込むが踏み跡は無い。100mほど下ると沢がありここから・・・・・、無理とあきらめた。帰り道で西尾根からうしおど山に上る道を探そという事にして展望台へ向かった。


《展望台から大洞池》

歩いて行くと駐車場の入口にカモシカがいる。こんな所まで来ているんだと感心。もう少し頑張って東谷山更に、記録更新目指して西進して欲しい。

展望台からうしおど山を見ると浅いお皿を伏せた形、もし踏み跡があっても最高点を確認するのは難しそうだ。今は6月、展望を期待した訳ではない。大洞池に向かった。

駐車場前のカモシカ君 展望台から見るうしおど山
駐車場前のカモシカ君 展望台から見るうしおど山


尾根の部分は国界。中途半端な場所を通り、木の間越しに池が見えると右手が尾根になり国界だ。池のベンチでお昼にした。以前深山からここを通り不動の滝に下っているので、点名北山平からお富士まで繋がった。


《大洞池にて》

少し日差しがあり気持ち良い。水面を見ると丸い波紋が広がった。よく見ると水鳥(カモかも?)が潜る時に出来る波紋だ。もう1羽いて、こちらはV字の波紋を作り進んでいる。それにしても潜水時間の長いこと、一向に浮かんでこない。と思ったいたら、かなり離れた所に浮かんでいた。

丸い波紋 V字の波紋
丸い波紋 V字の波紋


優雅な暮らしぶりで良いよなぁ〜と思っていると「馬鹿言え、必死でエサ獲ってんだ」と聞こえた。
そうか、僕も傍目には行きたい時に山に行けて良いよな、と見えてるんだ。「馬鹿言え・・・・・」

コバルトブルーの小鳥が視界を横切った。


《下山》

林道を戻り、終点からもう一度富士区へ下る下山路に入った。右山から尾根に出合った個所で踏み跡を探すと、わずかにあるようなないような。とても6月に入れるヤブじゃないし、登ってもそれ程の意味があるとは思えない。また半年後にお願いするかもしれない。

この下山路は結構草が茂っている。植林は放置された状態。下ると右に分岐し、そこに案内板があり右分岐の先は笠原小学校に行くらしい。林道に出合い車道に出て、橋を渡り、車に戻った。

草ボウボウの遊歩道 放置された植林 富士下谷
草ボウボウの遊歩道 放置された植林 富士下谷



《陶ヶ丘公園》

笠原事務所の周辺を探すが公園らしいものはない。地図を持って事務所に入ると女性の方が外に出て道順を教えて下さった。

狭い道に入るとお墓があり、その上のようだ。そしてでっかい石碑があった。「記念碑」は読めるが上の部分は篆書体(てんしょたい)で僕には読めない、イメージとしては「方月山払下」かな。

方月山払下記念碑 左記念碑の篆額(てんがく)


振り返ると展望台がある、行ってみるとページトップの写真の展望があり、笠原町が俯瞰できる。これは良い所だ。


《自宅にて》

自宅に戻りPCを開くと「下呂ナビ(萩原商工会)」さんから「国境争論地」に掲載の「裁許図」の使用許可が下りていた。早速「点名福来・三棟山」のページに掲載した。



美濃一人山名録2012笠原富士