岩岳

東板屋から望む岩岳
東板屋から望む岩岳

岩岳 999.5m 本巣市根尾地区 2012年5月27日 地形図「谷汲


【登り】

 上葛橋南 08:30
  ‖
 山頂 10:35


【下り】


 山頂 10:55
  ‖
 上葛橋南 12:25


コース地図

《岩岳の思い出》

1994年7月31日に行っているが、夏には携行していた1リットルのポリ容器を忘れ、900ccの水筒しかなく、下山途中の植林の中で目が回り倒れこんだことがあった。

また、植林の上部辺りに夫婦の署名で「雪の為今日はここまで」とプレートが付けてあったのが記憶に残っている。


《登り》

上葛橋の南の路肩に車を置く。最奥の民家の方は農作業中。シェパードに吠えられ、車道の終点でも犬に吠えられる。人避けではなくて、獣よけか。

うるさい
うるさい

車道から道なりで山道になり取水施設で右折、トラバースして左折、尾根に付く。綺麗な植林の中を登ると次第に手入れが悪くなり、500m付近で植林は終わった。そこから上は植林が混じるが除伐されず荒れ放題。650mから750mの登りはきつい。

800mを過ぎると傾斜は緩み、ガケ崩れの個所からは能郷白山、手前には倉見、左手には雷倉から北に伸びる尾根が見える。少し登ると西の展望があり、舟伏山の切れ込みが見えた。

倉見 舟伏山
倉見 舟伏山

この辺りからヤブがチラホラ。枝を払うとコナガのような小さな白い虫が飛び、吸い込むと咳きが止まらない。そして、踏み跡が見えないヤブになった。道を外したか、と思う間もなく切り開かれた山頂に出た。

ズボンに8mmくらいの虫が付いている。払っても取れない。むしり取った。しかも2匹。虫が大嫌いな僕にはショック。続いて1050mの最高点を目指したがそのショックが尾を引いてヤブが怖くなり、引き返し、三角点で意気消沈。

展望はなく、18年前の面影は全くない。あの頃は尾根の東は皆伐されていた。その後植林がされただろうに見える範囲には杉も桧もない。18年は長いと感じた。

山頂から最高点方向を見る 山頂から最高点を見る
山頂から最高点方向を見る 山頂から最高点を見る(1994/7/31)

《下山》

目印はアチコチに付いているので安心だが、念の為小枝を折りながら登った。そのお蔭で急傾斜地を巻く箇所もバッチリ。所が下り2又、やっぱり突っ込んだ。皆さんも同じなのか、踏み跡がしっかり付いていた。

登り口に着いたが例の犬は2匹とも吠えない。お昼寝中なのか。朝お会いしたおじいさんがおられ挨拶をすると「お帰り」と言って下さった。


《八月堂》

旧美山町葛原の八月堂。何時も素通りしていたが、今朝通ると綺麗な道になっていてる。これは行かねば。

コンクリートの道に入ると狭いが駐車場がある。車を置き、少し戻って参道から本堂に向かう。由来書きなどはないが地区の信仰を集めてる雰囲気がある。

八王子杉 八月堂 鐘楼
八王子杉 八月堂 鐘楼

車に戻り、帰路についてから気が付いた。御堂の傍で草刈をしていたおじさんに八月堂から天狗城に登る道(神崎に抜ける道)の状況を聞けばよかった。まあ切り開かれることはないだろうけど。



美濃一人山名録2012岩岳


関広見 47k 36m+5
33k 45m 66k 1h35
55m 1h45