188番鉄塔から望む古城山
古城山 437.1m 美濃市 2012年3月27日 地形図「美濃」
【時間】 駐車地点 10:00 ‖ 188番鉄塔 10:30 ‖ 御料局三角点 10:45 ‖ 187番鉄塔 11:10 ‖ 古城山 11:40〜12:10 ‖ 古城山林道出合 12:35 ‖ 林道引き返す 13:35 ‖ (沢から尾根出合) ‖ 御料局三角点 13:55 ‖ 県道80号線出合 14:25 ‖ 駐車地点 14:35 |
《今回の目的》
先日、伊勢山の切開きをお教え頂いた町田市の方から、「古城山の南に御料局三角点があるとHPに載っていたので、確認していただけませんか」とメールをいただいた。
そのHPは「みのハイキングクラブ」さんの記録だと、すぐに分かった。そのHPを読んだ時、不見識にも古城山が国有林内にあるとは知らずに、驚いた記憶がある。これはぜひ見に行こう。
《国有林界は?》
県道80号線を走り、吉川町のT字路でUターンし、東に向かう。最初の擁壁の切れ目から中を見ると何やら石柱が捨ててある。丸い宮のマーク、宮標石だった。次の擁壁の切れ目には「古城山国有林」の標柱があった。ここから県道・東海北陸自動車道に沿って標識は続いている。
捨てられた宮標石 | 古城山国有林の標柱 |
さて、何所から登るか。標柱の所から登ろうと思ったが車を置くいい場所が無く、行ったり来たり。結局、188番鉄塔への巡視路入口に車を置き、巡視路に入った。
《御料局三角点まで》
巡視路はほぼ送電線の下を行く。林道に出合うと、階段(ハシゴ)を登り188番鉄塔。意外と展望が良く、大仏に本城山、187番鉄塔の後方には高賀山群が、古城山は東屋までも見える。
当然、御岳も。
大仏と本城山 | 高賀山群 | 古城山山頂下の東屋 |
187番への巡視路に入ると、すぐに歩道に出合う。この道は国有林界のようでコンクリート製の標柱が続いている。面白い形の岩を見ながら南下すると御料局三角点のある337mP。さすがに格好の良い標石、「4等」がこれなら「1等」はドンダケ〜。
御料局三角点(表) | 御料局三角点(裏) |
《古城山まで》
ここからは引返す。すぐ下の鞍部で林道から登ってくるはずの踏み跡を探すが、しっかりしたものはない。187番からの展望もよく、少し先で国有林界は西の斜面を下って行く。
すぐに遊歩道と出合い、ここからは階段が続く。でも、何処かの山と違い、木製の階段はまだ良しとしよう。そして3度目の山頂。眼下に長良川、その対岸には誕生山、また美濃市街を俯瞰する気分は何度来ても良いものだ。
美濃市市街 | 誕生山 | 青空 |
《古城山林道》
遊歩道を下ると古城山林道に出合うがこの林道を1時間歩かねばならない。最初に通過する鞍部には小屋があり、また国有林界や歩道が書かれた標示板があった。これが見られただけでもこの1時間には意味があるとしよう。
送電線の下を通過し、御料局三角点の北の鞍部に上る沢まで来たが、それらしい作業道は無い。地形図ではここで林道終点のはずだが、まだまだ続いているので先へ行ってみた。
と、気が付いた。もしかしたら県道にあった林道の入口につながっているのではないか。引き返し、沢状の所から鞍部を目指した。
林道の岩 | 林道はここに下るのか? |
《国有林界を下山》
踏み跡はなくヤブの中、国有林界に出合ったが、少し左に振りすぎたようだ。再度標石を眺めて、国有林界を下る。「界149ホ13」から減数していく。コシダで足元が隠れるがその内に気にならなくなった。
「界149ホ1」から道が無くなり沢の斜面を歩くと、「界149」は御影石の標石。そこから、わずかの間は更にひどい。下った先は当然と言えば当然、国有林の標柱のところだった。でも逆順でここから入山いたら、「踏み跡は無い」と引き返したかも知れない。
国有林界を左にみて県道を歩き、車に戻った。
《近頃》
この前、PCを買った。無線LANはうまく行ったがネットワークのPCにアクセスできない。カシミールの地名データが移動できない。辞書の移動がまだ。古過ぎてバージョンアップできないソフト。「7」の基本操作。問題は山積み。それに、草取り・花壇の手入れ。春の庭仕事も一杯。
山が遠くなりそうだ。