R19南木曽駅付近から(07:51) | R19金知屋付近から(13:15) | |
すっきり”山”に見える地点は見付からなかった |
伊勢山 1373.0m 南木曽町 2012年3月20日 地形図「妻籠」 但し美濃国外
【時間】 駐車地点 8:45 ‖ 林道・柿其峠入口 9:05 ‖ 柿其峠 9:30 ‖ 山頂 10:40 ‖ 山頂下2つ目の展望場 10:45 ‖ 山頂下の展望場 10:50〜11:20 ‖ 柿其峠 12:10 ‖ 林道・柿其峠入口 12:25 ‖ 駐車地点 12:45 |
《伊勢山について》
2009年10月田立側から林道を歩き山頂を目指したが1260mH辺りから始まった笹ヤブに追い返された。所が先日、町田市の方から別件でメールを頂き、その中で伊勢山に切開きが出来たと知った。
それは南木曽町町制50周年記念で2010年9月のことらしい。これは行かずばなるまい。と言う訳で今日見に行くことにした。
《駐車地点まで》
柿其橋を渡り、少し行くと「柿其森林事務所」がある。平日ならばここで入山の許可を貰うといいだろう。
柿其橋を渡って2kmくらい「柿其渓谷案内」の看板がある場所で左折する。(僕はこの交差点を直進してしまい迷子になったが、それなりに復帰できる。)
道なりに走ると左手に祠があり、50m先に「水吹沢線」の標示板がある。この林道に入るが、かなり不安定で落石があり、その落石をどかせて進んだがすぐにゲートになった。
柿其渓谷案内板 | 祠 | 小吹沢線の標示板 |
ゲート前に一度は車を置いたが、下山時の落石を心配し少し戻った古いのゲート近くに駐車した。
《柿其峠まで》
ゲートを過ぎると営林小屋があり、「ゴメン」と言いながら通りすぎる。よくある景色を見ながら歩き、何気なく振り返ると真っ白い山、中央アルプスの峰々が見える。
林道から柿其峠への歩道に入るとすご〜く大きい切り株が散見され、さすがに木曽の国有林はすごいと思った。
大きな切り株 | 切り株を巻く根 | 苔むした切り株 |
そして柿其峠に着いた。2年半前には枯れ葉に埋もれていたお地蔵さまは、今では土台の石積みも綺麗になり春の日差しの中でお元気で居られるようだ。
綺麗になったお地蔵さま | 立派な道標 |
《山頂まで》
綺麗に刈りこまれた田立国有林と川向国有林の境界を行くと前回の切開きの終点の鞍部に着いた。ここからは電光形に切開きがあるが古い感じのする個所もある。前回僕はここを直登しているので当然何回かこの踏み跡を横切っているはずだが気付かずに、このコブの直下で踏み跡に出合ている。
コブを巻くと前回足を滑らせた太い倒木があった。仰向けで頭を谷に向けて滑り落ちたが、今見てみると・・・・・。ザックのサイドポケットに入れたナタが潅木に引っ掛かり止まったが・・・、クワバラクワバラ。
足を滑らした倒木 | 田立国有林と川向国有林の境界標識 |
1つ岩山を越え、大きい方の岩山は巻いている。前回は2つとも巻いたから正解だったようだ。そして笹ヤブの急斜面になったが綺麗に切り開かれている。ヤブを登る人も苦労だが、切り開く人はもっと苦労だろう。感謝感謝。
この辺りで残雪歩きになったが、鹿の足跡の他に靴跡が付いている。あら!珍しや、里山以外で人に会えるとは去年の伊吹山以来だ。
小さなアップダウンを繰り返し山頂に到着。三角点の脇に御料林の標石が転がっているというが、残念ながら確認しなかった。でも写真には写っていた。
山名標 | 三角点と御料林標石 |
《山頂にて》
三角点に人は居らず、靴跡を追うと展望場にみえた。ここからは木の枝が邪魔になり、展望が良くない。先人曰くもう少し先にいい場所があると、ザックを置いて行ってみると南木曽岳はすっきり、恵那山もかつかつ見える。19号線は足元に見え、南木曽の町はまさに箱庭状態。
山頂から2ツ目の展望場 | 南木曽岳 |
先ほどの場所に戻ってお昼にし、しばし談笑。
《下り》
「じゃ〜お先に」と言って一歩下りた途端、氷付いた木の根っこで滑り、お尻を強打。格好悪い、「大丈夫です」と言ったが痛い痛い。
それでも快調に飛ばし、あっという間に車に着いた。
81km