片知山

金門橋から望む片知山
金門橋から望む片知山

片知山 966.1m 美濃市 2012年1月17日 地形図「美濃

コース地図
【登り】

P9:20−標高点545m10:10−岩屋観音堂10:45

                    −山頂11:30

【下り】

山頂11:55−岩屋観音堂12:15−P13:15


《片知山について》

多治見辺りで北を望むと美濃加茂の丘陵地帯が見え、左方向に視線を
移すと最初に盛り上がってくるのが高賀山群。

その中ですぐに同定できるのが山頂に反射板を乗せた片知山だった。

その後方には少しの雪でも山腹を真っ白にする瓢ヶ岳が見えた。
今の下山道の周辺で皆伐をしたので白が際立った。

その反射板も何時しかなくなり、瓢ヶ岳の白く見えた山腹も段々白さを
無くして行った。


《口板山まで》

先日の瓢ヶ岳に行く時は土曜日だったので「自由の女神」まで1時間だったが、この日は平日で1時間20分もかかった。

大勢には影響なかったかもしれないが、新美濃橋西側からは牧谷片知線の「わっちも乗ろCar」の
回送バスの後についた。「遅っせー」、「わっちもノロノロCar」だ。

いえいえ、今度また何所かの山の周回でお世話になります。


《登り》

板山神社で入山のお許しを願い、集落内を登って行く。左手に今淵ヶ岳が望まれるが、先日の白さはない。すぐに最初の石仏があり、橋を渡り、村人が通った参道を登る。

50分後に沢の分岐になると、先導の靴跡がなくなった。ここから尾根の登りまでは道がはっきりしないが観音石仏が道案内をして下さる。三十三曲りが終わると岩屋観音堂に着く。うっすら記憶に残っているが、汾陽寺山のお堂と勘違いしているのかも知れない。

33番観音石仏 岩屋観音堂
33番観音石仏 岩屋観音堂

お堂の前を通りすぎるとすぐに尾根に乗る。シカかカモシカかわからないが足跡が続く、と一段と大きな足跡が合流した。
クマさん?、新しくはないが・・・、今頃歩いているのか? 笛を取り出して、吹きながら歩いた。

木の間越しに御岳山が見え、乗鞍、白い連峰。そして山頂。


《山頂で》

青空の下、三角点をテーブルにお昼にする。恵那山が見えている。その手前に同じような形の山が見える。
帰宅後に確認すると恵那の笠置山だった。北西方向から見ると笠には見えないと知った。そう言えば恵那市辺りから見ると形がぐずれて見えたように記憶している。

標石 恵那山と笠置山
標石 恵那山と笠置山


《下り》

尾根の下山は雪のクッションで超速い。でも、はさみ岩だけは慎重に、雪の下が凍っている。お堂の前でお礼を言い、まだ時間があるので点名蕨生に行こうと早足になる。

板屋神社で下山の報告をし、境内で寄進者の姓をみると「藤田」が多い。

スパッツをはずして、陽屋禅院に向けて急いで車を移動させた。


《自宅にて》

読み取ることが出来た番号から西国三十三ヶ所の本尊と合わせると、観音さまのお姿が全く符合しない。寄進者の趣味で決めてあるのか?
ちなみに寄進者には藤田姓とならんで山田姓も多く見られた。



美濃一人山名録2012片知山






ジョー山(点名蕨生) 396.6m 美濃市 2012年1月17日 地形図「美濃

コース地図
【時間】

陽屋禅院13:25−78番鉄塔13:50

     −山頂14:00〜14:10−陽屋禅院14:35


《ジョー山について》

以前、美濃市片知の穴洞で採取した山名は「ジョーヤマ」。
呼び名しか確認できなかったので「城山」とはしない。


《記録》

陽屋禅院の駐車場に置かせてもらった。山門の左手に行くと中電の78番への標示板があり、道はお墓の前から続いている。そして、いきなり急な階段。これが78番まで少し途切れながらも続いている。

巡視路 湯の洞山
巡視路   湯の洞山

78番鉄塔からは湯の洞山が望まれ、東から見るのと違い穏やかな山容。巡視路はすぐ先で下って行くが、直進する。尾根は少々ヤブぽいものの、物好きがいるのかピンクのテープが付けてある。

最後の5歩はかなり厳しい。そして山頂。全く凹凸がなく、人の手で削ったような感じがする。これならお城は無理でも見張り場くらいはあったのかもしれない。

欠けた標石 山頂風景
欠けた標石  山頂風景


美濃一人山名録2012ジョー山