近所の三角点

山名録からの寄せ集めです。

近所の三角点
 2015年6月10日(水)


「夕方になると淋しいわ。」と姉に言うと、「慣れな仕方ないわ。」と励まされ、自宅の北側にある三角点を見に行くことにした。自転車で、ほぼ時計回り。

《四等三角点大原町》

「点の記」にある私道(幅1.2m)が見つからない。畑の中の地道か。とすれば上面舗装の意味が分からない。地下にあると云うことはふたがあるのだろうか。さい先が悪いがあきらめた。

《四等三角点根本》

R248をくぐる手前の道を西に入る。料亭なにわの横から運送会社の駐車場の法面の上部を見ると白い杭が見える。取り付く所がないので土手を登り、法面の縁を行くと保護石を従えた立派な標石。

この法面の先端 立派な三角点根本
《三等三角点大原》

伊藤稲荷神社への道がなかなか見付からず行き止まりの道に入ってしまうこと2回。ようやく神社に着いた。鳥居をくぐるのははばかられるが脇に道は無いので頭を低くしてくぐった。拝殿は素通りして行くと、ここも立派な標石があった。

伊藤稲荷神社 大原の標石

(CSSでBOXを指定するとandroidで配置が崩れるので、この項目からtableタグを使用。
これを書いていると少し気が紛れた。)


近所の三角点2 

2015年6月11日(木)  今日も自転車で出掛けた。旧農免農道・旧県道16号は交通量が多くて怖いので喜多緑地の中を通りR19に出た。

《四等三角点池田町》

喜多緑地の信号でR19を渡り、岐阜スバルの駐車場の付近を探すが見付からない。上面舗装とはマンホールの中に鎮座しているのだろうか。きょうもさい先が悪い。

《四等三角点金毘羅山》

排ガスで汚れたヤブを嫌い南からアプローチ。林道のU字カーブに駐輪して谷沿いの道に入る。あまりに良い道が続いているので行きすぎ、もう一度駐輪地点に戻り歩数を数えて最初の谷の分岐を確認した。しかし踏み跡はなく、倒竹が谷をふさいでいて通行不可能。
御鍬山の後、ラブホの横を通る道からR19に出る。のんき君の案内通りヤブをくぐると有り難味のない金属標があった。

地形図の破線路 有り難味のない金属標

《御鍬山》(地形図の「月見町」の文字の北側164mH地点)

母親が市民病院に入院中の2ケ月以上毎朝毎夕見続けた御鍬山。どんな所か見に行った。取り付きは百草丸さんの案内に従ったが道らしい痕跡は分からない。御嶽神社は見捨てられたようだ。

中央の山、奥は池田富士(市民病院から) 御鍬山最高点

尾根伝いに行けば、ラブホの道に出るのだろうと地図を確認もせずに進むと車道に出た。出合いは池田町の下街道だった。何と180度間違っていた。これが今の僕の実力だろう。


近所の三角点3 2015年6月13日(土) 今日も自転車で喜多緑地の中を行く。

《四等三角点喜多町》

喜多町西遺跡公園には以前に行ったことがあるが三角点があるとは知らなかった。
(これが、「設置区分」が「地下・上面舗装」の形式だと後で分かった。)
《四等三角点池田》

池田稲荷・池田不動から林道月見線に入る。急な坂道で自転車は押して登って行く。対向車が多く、スレスレで走る車にヤブに落とされそうになった。平坦になり、かなり走ると下り坂になったが、これは行き過ぎ。南北に100m以上まっすぐな箇所を探すと、基地局があった。

その付近の最高点を探すと変な数字の刻まれた標石があった。標識番号の上3桁で、下3桁は土の中なのか。

四等三角点池田 見慣れない数字

《四等三角点前畑町》

県立多治見病院の敷地内。ここには母のペースメーカーでお世話になり、2月3日の嘔吐の時にも救急でお世話になった。

念の為「点の記」の詳細地図を用意してきたが、わりと簡単に見付かった。そこで気付いた。地下・上面舗装の標石はこれなんだ。
《四等三角点池田町》

前回に見落とした池田町の標石を偶然に見付けた。
帰路、池田町の信号の西でR19に出た。喜多緑地の信号に向かって歩道を行くと、植え込みの中に国土地理院のプラ杭がある。上面舗装を思い出し、辺りを探すとコンクリートの塊があり、そして土に埋もれた標石をミッケ。この達成感は何なんだろう。

国土地理院のプラ杭 池田町の標石

《自転車》

平成13年に母の為に買った電動ハイブリット自転車ナショナルの「陽のあたる坂道ViVi」。母はうまく乗りこなせないまま自転車を卒業した。

3年前に整備して、バッテリーは純正でなく、中身だけを交換した。しかし電池の消耗は早く、今日も2時間で空になった。
でも重宝している。


美濃一人多治見市内の散歩>近所の三角点






近所の三角点
  4等三角点大原町 2017年9月9日(土)

2015年6月に近所の三角点を回ったが、その折見付けることが出来なかった「大原町」。
先日、お風呂で「(カシミールで)地名を作成して、空中写真で確認すれば位置を特定できる。」と気付いた。そして、「点の記」では分からなかったが、畑の真ん中にあることが推定できた。

畑の間の通路に入り、畑仕事中のおじさんに声を掛けると案内してくれた。おじさん曰く、「父親が同意したんだろうけど邪魔で仕方ない」と。

言葉通りに国土地理院の杭はなく、東西に向いた旧農道の真ん中にあった。標石の十字を境に北と南に分筆されているという。

おじさんは邪魔だというが、僕なら自分の所有地に三角点があったら毎日磨いて、看板を立て、自慢しているかも知れない。
 


美濃一人多治見市内の散歩>近所の三角点