三等三角点細野 697.5m 四等三角点大谷 425.4m 白川町下佐見・白山 2019年5月8日(水) 地形図「金山」 |
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《時間》 飛保橋東詰め 09:45 ↓ A地点 10:25 ↓ B地点 10:50 ↓ 三等三角点細野 11:30〜11:45 ↓ C地点 12:20 ↓ 四等三角点大谷 13:00 ↓ 飛保橋東詰め 13:25 |
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《駐車場所》 久しぶりの41号。飛騨川右岸の七宗山際の集落名が全く思い出せない。白川口を過ぎてようやく「寒八」を思い出した。村君で橋を渡り国道256号、これも当然久しぶり。 |
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飛保浄水所 | 看板 |
《棚田跡から細野農道出合A地点》 浄水場の横を登ると棚田跡が2段あり、道なりに進んだ。この時、尾根を跨いだと感じたがその内に大谷沿いに復帰するのだろうと思った。所が左山で進み、谷に下りると棚田跡が幾段もある。方角を確認すると南向き。やっぱり一つ南の谷に入ったようだ。 |
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浄水所裏の棚田跡 | P387北東の棚田跡 |
道は続いていて、とにかく東進すると右山になり、作業道が左下に見えた。これは細野農道の枝道で50m先で細野農道に出合った。さて、現在位置は全く不明。 (下右地図は帰宅後に記憶をたどって作成した。) |
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左手下の作業道 | A地点の地図 |
《細野農道A〜B》 農道出合からは登る方に進むとすぐに右手側の視界が開けた。そして飛保坂の新しい植林帯。次に2階建ての作業小屋。次に「遠州長上郡西〇村常覚院第〇〇」の不動明王の石像。次の開けた所には新しい小屋と綺麗な廃車と石碑があった。 |
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若い植林 | 作業小屋 |
石像 | 廃車と小屋 |
石碑と小屋 | B地点の地図 |
《B地点〜三等三角点細野》 ここからは山歩記さんの「点名・細野」を参考にした。細野農道から作業道に入ると平成27年度の新しい作業道がありT字路になる。左折して次の分岐の間の尾根に取り付いた。 植林の中を登るとかなり古いPPヒモが続いている。一時期、山歩記さんの追っかけをやっていた「ヒモ氏」のものだろう。何時しか右側が自然林になると左手側から青テープが上がって来て、間伐が始まった。急斜面を登りきると山頂丘の端に乗ったが三角点までは意外に遠かった。 |
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左:植林、右:自然林 | 三等三角点細野 |
《三等三角点細野〜C地点》 下山は細野に真っすぐに下る尾根を行った。踏み跡があり、600mHを過ぎると道になった。分岐も何もない一本道。470mのコブの手前の鞍部に車道が来ていたが、そのまま尾根を行くと流石に踏み跡は消えた。 そして、車道を見下ろすガケの上に石仏が2体放置されていた。享〇と文久が読み取れるが、ほとんど風化していない。ガケを下り廃屋を右手に見て細野農道に出合った。 |
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享〇の石仏(髪に見えるのは頭巾か) | 文久のお地蔵さま |
放置された石仏 | C地点の地図 |
《細野〜大谷》 車道と細野農道の出合は地形図の破線の位置(C1)だと思い込み西に少し進んで草むらに入った。溜池があり、湿地を横切り、谷に入ると対岸に道があった。Gooの地図だと細野農道の出合(C)の対面に峠道の入口があることになる。 電光型の道を登り、峠に着くと「奉納庚申供養」の立派な石碑がある。 |
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「奉納庚申供養」の石碑 | 峠(大谷側から見る) |
峠道は到る所で抜けていて幾度を足を取られ、棚田跡を抜け大谷に着いた。廃屋2軒の間で細野農道は終わるが草ボウボウの道は続いている。 四等三角点大谷は「点の記」で見ると車道の終点にあるように見えるが、この道は奥の廃屋まで続いていそう、それでは登り過ぎてしまう。カーブのテッペンに切り開きがあり入ってみたらようやく発見。この感激は何なんだ。 |
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西側の廃屋 | 切り開き |
四等三角点大谷 | 大谷周辺の地図 |
《飛保に下る》 農道から棚田跡に下りるが、石垣が健在で次次に現れる棚田を下るのが大変だ。よく見ると大谷の右岸に道があり、谷を渡り道に立てた。この道に沿って中電の柱があり、割ときれいな道が続いている。 やがて飛保浄水所の屋根が見え、何所に下るかを楽しみにした。出合った場所は登りで棚田のあぜ道に見えた所だった。 《後記》 大谷沿いの棚田は地理院地図で見ると下佐見になっていて、大谷は徳田村の枝郷のようだ。距離的にも流域も油井村の枝郷飛保内に見えるが、早い者勝ちだったのだろうか。 大谷の棚田以外の細野農道以西はほぼ油井村村内のようだ。 |
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美濃一人>山名録2019>三等三角点細野 |
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